コメディ・トークショー『ノーム・マクドナルド・ライブ(Norm Macdonald Live)』に出演した際に、『バットマン・フォーエヴァー(BATMAN FOREVER)』で共演した俳優トミー・リー・ジョーンズ(71)との不仲を激白していたジム・キャリー(55)。20年以上も前のことだが、『ジム・キャリーはMr.ダマー(Dumb and Dumber)』とジョーンズの『タイ・カップ(Cobb)』が1994年12月のほぼ同時期に全米劇場公開を迎え、ジムの作品は大ヒットしたものの『タイ・カップ』の興行は全く振るわず。これはイヤな予感がするという中で『バットマン~』の撮影が始まったが、重要なシーンの撮影を前にあるレストランでジョーンズと鉢合わせした時の様子をジムは茶化しながらこう説明していた。
「ジョーンズがディナーをとっているテーブルに近づき、『やぁトミー、元気?』って話しかけたら、血の気が引いたのかジョーンズの顔が固まったんだ。
「ジョーンズは僕を抱き寄せて『本当にムカつく奴だ。俺はお前が大嫌いだ』と言うわけだよ。『えっ、何それ。僕の何が問題なの?』と聞き返したさ。
「『バットマン~』の出演そのものも不愉快だったのかな。あの演技のスタイルは彼らしさが出せないからね。一方すでに僕はその時大スターだった。そのことが問題だったのかもしれないな。彼だって驚くほど素晴らしい俳優さ。
人気コメディアンらしく所々で大きな笑いを取り、時には鼻からブヒヒと豚の泣くような音を立てていたジム。ジョーンズはこれを見て「あの野郎…」とさらに嫌悪感、怒りを募らせたであろうから、現在はもはや犬猿の仲かもしれない。若い恋人が彼に捨てられた直後に自殺し、遺族から訴えられるなど最近は芳しくない話題が続いているジム。ファンの失望も大きいだけに共演俳優から好かれているのであれば救われるが、嫌なタイミングで嫌な話を蒸し返された感じが否めない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)