60歳も年下の妻を持ち、晩年も豪快に生きた『PLAYBOY』の発刊者ヒュー・ヘフナー(享年91)。9月27日に彼はこの世を去ったが、ようやく詳しい死因が明らかになった。
またヒューの人生を映画化する企画がスタートし、役作りには驚くほどこだわるジャレッド・レト(45)が「僕に演じさせていただきたい」と申し出たという。

『PLAYBOY』を世界的な有名誌にし、莫大な資産を築いたヒュー・ヘフナー。また美女をこよなく愛する彼は2012年にクリスタル・ヘフナー(旧姓ハリス)と結婚し、最期は自宅にて愛する人達が見守るなか息を引き取った。

ちなみにヒューの死因はひとつではなく、まずは心停止状態となり呼吸不全になったとのこと。他にも敗血症や大腸菌感染症などが死に至る要因になったと伝えられた。またこの死に事件性はなく、あくまでも自然死だと見られている。


そんな彼の人生を映画化する企画において、完璧な役作りと高い演技力で知られるジャレッド・レトが「ぜひ僕にヒューを演じさせてほしい」と申し出たもよう。メガホンをとるブレット・ラトナー監督は『The Hollywood Reporter』の取材を受け、こう話しているのだ。

「ヒューの話を映画化する権利を僕が持っていると知り、ジャレッドがこう言ってきたんだ。『僕がヒューを演じたい。彼という人物を、理解したいんです』とね。」
「彼なれやれる。僕はそう確信しているんだ。
ジャレッドは、トップレベルの役者のひとりなんだから。」

ジャレッドは、かつて「役作りのために」と体調を崩すほどの体重増加に成功。その後は別の映画に出演すべく限界まで体重を落としたほか、最近では盲目のキャラクターを演じるため「実際に視力ゼロ状態になるコンタクトをつけカメラテストに参加した」「監督はその姿を見て思わず涙をこぼした」と報じられていた。

ジャレッドとヒュー。容姿や仕事もまったく異なるが、ジャレッドは彼をどう演じきるのか。作品の仕上がりと公開が待ち遠しい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)