アンジェリーナ・ジョリーの父で俳優のジョン・ヴォイトは、娘と夫ブラッド・ピットの離婚劇、そして泥沼の親権争いにつき大変な衝撃を受けたとのこと。しかし今もなお「うまく問題を解決してほしい」と願っていると述べ、まさかの事態好転に期待していることを明かした。
ブラピとの結婚式にも呼ばれず、アンジェリーナの両乳房切除手術すら「術後に報道で知った」というヴォイト。娘からは事態の深刻さや進展など今回もあまり聞かされておらず、相変わらず蚊帳の外の父だが、娘の幸せを願う気持ちは持ち続けているようだ。

アンジェリーナ・ジョリーとはかねてより不仲で、関係断絶を経て一応は和解したとされる俳優ジョン・ヴォイト。しかしヴォイトはアンジェリーナとブラッド・ピットの挙式にも招待されず、アンジェリーナががん予防のために受けた両乳房切除手術についても「本人からの説明はなかった」とのこと。だが元夫ビリー・ボブ・ソーントンには術前に説明があったといい、その後ビリー・ボブは「世間が(アンジーの両乳房切除を)知る前に、俺は知っていた」「俺には動揺してほしくないと彼女は思ったのさ」「とても親しい友人がいるとするだろう? そういう場合、こういった事実をニュースで知りたくはないものだよ」と語っていた。

さてその後、アンジェリーナは今年9月にブラッド・ピットとの離婚を申請
ブラッドによる長男マドックス君への虐待疑惑が浮上するなど大変な騒動になったがこれについてもヴォイトには説明がなかったらしく、メディアに対しヴォイトは以下のようにコメントしていた。

「悲しいことだ。何か深刻なことが起きたに違いない。アンジーがこのような決断を下したのだから。」
「でも理由は知らない。アンジーと子供達が心配だよ。できれば近いうちに会いたいね。」

またヴォイトは今も事態の好転はありうると考えているもようで、このほど『E!News』に対しこう話した。


「皆さんに心配し祈って頂いていることに感謝するよ。うまく問題が解決すれば良いのだが…。」

母を裏切り別の女性に走ったとされるヴォイトを憎み、長い間話もしなかったと伝えられているアンジェリーナ。それでも一応の和解には至っているというが、自身の受けた大きな手術、そして結婚や離婚につき、自ら父に語ることは一切なかったようだ。ちなみにヴォイトはかつてブラッドにつき「“義理の息子”と呼べるなんて、本当に嬉しい」「ブラッドは素晴らしい男だし、僕は気に入っているよ」と語っていたのだが、離婚騒動勃発でヴォイトが「心配している」としたのは、不仲でも可愛い娘アンジェリーナ、そして孫達のことだけであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)