誕生日に感動のサプライズ 18年前養子に出した息子と再会した女性(米)<動画あり>

18年前に手放した我が子と対面した女性(画像は『Inside Edition 2017年10月4日付「Woman Surprised on Her Birthday With Son She Gave Up for Adoption 18 Years Ago」』のスクリーンショット)
事情があり18年前にどうしても息子を手放さなければならなかった母親。しかし罪悪感は消えず、一日たりとも息子を思わない日はなかった。きっと二度と会うことは叶わない…そう諦めていた母だったが、このほど思わぬサプライズを受け、18年ぶりに息子と再会したことを『Inside Edition』『Mirror』などが伝えた。

米フロリダ州オーランドに暮らすタミー・オズウォルトさん(53歳)は薬物依存症のパートナーと別れた後、2人の娘を抱えながらシングルマザーとなった。しかし仕事を失いホームレス状態になる瀬戸際に第3子を妊娠していることが分かった。

ブルースと名付けた息子が産まれた時、タミーさんは息子の将来を思い、きちんとした家庭で愛されて幸せに育ってほしいという強い気持ちから養子に出すという苦渋の決断をした。



その後しばらくしてタミーさんは「本当に自分がしたことは正しかったのだろうか」という疑念と深い罪悪感に悩まされるようになり、深刻なうつ病から自殺を図ろうとしたこともあった。養子の手続きをしたエージェントとは数回のやり取りがあったもののそれ以上の情報を得ることはできず、元気にしているのだろうかと息子を思わない日はなく今日まで過ごしてきた。

ところが昨年10月に思わぬ展開が起こった。タミーさんの長女サマンサ・ヒューイットさんのもとに、養子に出された弟から連絡があったのだ。弟は新しい家族にディラン・リッチと名付けられ、ネット上で偶然電話番号を知ったようで、それ以降サマンサさんはディランさんと連絡を取り合うようになった。しかしディランさんがまだ生みの親に会う心の準備ができていないようだったため、しばらくの間は母に内緒にしていた。



ある日のこと、サマンサさんはディランさんと連絡を取り合っていることを母に伝えた。タミーさんは激しく動揺したが、ディランさんから初めて「ママ、元気ですか」というメッセージを貰った時は息子が勇気を出して連絡をくれたことに感激し号泣したという。今年8月には初めて電話で話すこともできたが、タミーさんは「声が聞けただけで幸せ」と思い自分から「会いたい」と口にすることはなかった。

ところがサマンサさんから53歳の誕生日のお祝いの食事に誘われたタミーさんに、予想もしないサプライズが待ち受けていた。昨年は自分の好きなバンドのコンサートチケットをプレゼントされたタミーさんは、今年も娘が何か素敵なサプライズをしてくれるのではとひそかに期待していたのだが、そこに現れたのは18年前に手放した息子だった。サマンサさんから「お金では買えないものよ。サプライズはあなたの息子よ」と言われた瞬間、タミーさんは思わず両手で顔を覆った。ディランさんを見て喜びと感動のあまり「Oh my God!」と繰り返すばかりだったというタミーさんは、当時の心境をこのように語っている。

「サマンサのサプライズを知った時、自分はこの瞬間を待っていたと気付きました。娘が私に内緒でディランと連絡を取り合っていたことを後になって知った時には傷つきましたが、息子にとっては自分を手放した母親に連絡するということは容易ではなかったのでしょう。息子は私のことを嫌っているのではないかという思いを抱えて過ごしてきましたが、私は息子を必要としないからという理由で養子に出したのではありません。息子をとても愛していたからこそ、息子の人生を考え手放したのです。時に愛だけではどうにもならないこともあるのです。今回、立派に成長した息子を見た時、自分の中に限りない愛が溢れ出すのがわかりました。ハグした時、産まれたばかりの息子を抱きしめた感触が蘇りました。ようやく望んだことが叶って、長い間心に開いていた穴がついに埋まり、今はとても満たされた気持ちです。私にとって家族ほど大切なものはありません。」

一方で、産みの母と初めて会ったディランさんは「実は姉に連絡する1年ほど前から、自分の写真を数枚用意し手紙を書いていました。それでも実母に連絡するのは勇気が必要で、なかなか決心がつきませんでした。思い切って連絡して、実の母が僕に会えたことをとても幸せに感じてくれていると知って嬉しいし、僕自身もこれまで人生にどこか穴が開いたように感じていましたが、今はその気持ちもなくなりました。将来、血の繋がったこの家族と僕の関係がどのようになっていくかは分かりませんが、今言えるのは僕たちはもう離れ離れにはならないってことですね」と話している。

実は1時間半ほどの距離に住んでいることがわかったタミーさんとディランさんは、これからは互いに訪問し合い産みの母と息子としての関係を築いていく予定だそうだ。タミーさんはディランさんのサッカー試合を見に行く計画も立てているという。

このニュースを知った人からは「素敵な話なんだけど、これまで18年間育ててきた親はどのように受け止めるのだろうか。複雑な思いになることもあるんじゃないかな」「でも子供が成長して産みの親と会うことは、里親も理解しなければならないのでは」「ディランさんにとっては育ての親も産みの親も愛すべき存在なのだと思う」「子供が産みの親と会いたがっても、どっちかが拒否するケースは珍しくないことだから、この親子はすごくラッキーだし良かったね」「子供を手放さなきゃならなかったのは、もともと父親がだらしない男だったからなんだよね」「育ての親にしても、子供が幸せでいることが一番の望みじゃないかな」といった声があがっている。



画像は『Inside Edition2017年10月4日付「Woman Surprised on Her Birthday With Son She Gave Up for Adoption 18 Years Ago」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部エリス鈴子)

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