大阪王将「腰つき」CMは本当に下品?「こんなんでもクレームつくのか」の声も

「大阪王将 羽根つき餃子」のテレビCM「これは羽根つき」編に苦情が殺到しているようだが、ネット上では「本当に下品か?」と疑問視する人もいるようだ。

鈴木奈々さんの“腰つき”に大クレーム!?


騒動の発端となったのは、10月27日に「餃子の王将」を運営する株式会社王将フードサービスが公式サイト上に公開した「大阪王将『羽根つき餃子』CMについて」という文書。同社は、イートアンド株式会社の「大阪王将」とは全く無関係な「餃子の王将」に、何故か「これは羽根つき」編の苦情が来ていると明かした。

さらに「お客様におかれましては、くれぐれも同社との混同をされませんよう改めてご報告、お願いさせて頂きます」とも掲載。この騒動は様々なメディアで取り上げられ、ネット上では「『餃子の王将』とばっちり過ぎるだろ」と話題に。

「これは羽根つき」編に苦情が寄せられていることが明らかになったのだが、中には「例のCM見てみたけど、そこまで下品じゃなくね?」との声も。同CMは鈴木奈々さんが出演しており、「これは羽根つき、これは餅つき、これは羽根つき、これは腰つき」と歌いながら羽根つき餃子を宣伝するという内容になっている。



「餃子の王将」の発表では「表現が下品」という苦情の内容が書かれていたものの、具体的な箇所は示されていない。しかしネット上では「どう考えても“これは腰つき”の部分だろ」と話題に。確かにこのフレーズを歌っている場面では、ガニ股に足を開いた鈴木さんが腰をぐるぐると回している。

しかし彼女の腰の振り方はあまり性的な印象を受けるものではなく、どちらかと言えばギャグ色の強い腰つき。そのため「最近ではこんなんでもクレームつくのか…」「このCMがダメならフラフープもダメじゃね?」との声が相次いだ。

性的な描写には批判がつきもの?


「これは羽根つき」編に“下品”というクレームがついたことが信じられないという人も多いようだが、これまでも“性”を匂わせるCMは度々批判されてきた。

例えば今年7月に「サントリー」が公開したWEB広告「絶頂うまい出張」。女性とお酒を飲んでいる場面を男性の視点で体感できる映像となっているのだが、何故か「台詞が卑猥すぎる!」との批判が殺到。ビールを飲んで「コックゥ~ん、しちゃった」などと女性が語りかける同CMは、7月7日に公開を中止した。2015年に放送されていた「明星 一平ちゃん 夜店の焼そば」のテレビCM「マヨンナ編」は、広瀬すずさんの「全部出たと?」という台詞が物議を醸していた。