「フリースタイルダンジョン」FORK「言いてぇ事をラップして踏むんだよ」

即興のラップバトル番組 『フリースタイルダンジョン』、4thシーズンのREC2。
チャレンジャーが5人のモンスターを倒せば賞金100万円獲得の即興のラップバトル。
即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける8小節3ターンの勝負だ。
3本勝負、2本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。

チャレンジャーは SURRY
ACEを破り、2人目のモンスター 裂固

煽りVで「夏目漱石がヤバイ! 使える日本語を全部使ってくる」と語る裂固が後攻。
SURRYのワード「どんぶらり」から初めて、
「どんぶらりAll nightバッチリ文句ない言葉でお使い」
と、韻を踏みまくる。
「どんぶらり:お(ん)うあい」「All night:おうあい」「文句ない:おんうあい」「お使い:おうあい」
踏んでないところがないぐらい踏んでいる。
SURRY「声出すこれは食う吐く食う十中八九 俺の言う事は全部当たる百発百中」
とユニークなフレーズのあとに「Wack MCはなんかムカつく」と決める。
3対2でチャレンジャーSURRY勝利。

ROUND2。
「俺は好青年 超健全 そう常に一生懸命」
裂固、20歳の若さだから吐けるフレーズで真っ向勝負スタート。
一方、SURRY。
「地の根深い所から」「チョコレートは明治」「好きなおっぱい」などの
変幻自在のイメージを操り、「分かる和歌山の神がかり」とラストシメる。
チャレンジャーSURRYのクリティカル勝利。
フリースタイルイラスト/小西りえこ

3人目のモンスターは FORK
先攻SURRY。
「あんたの冬を越えたPVを見て 俺はこのステージに立つまで約10何年?」
と、FORKリスペクトがにじみ出るスタート。
「あんたの冬を越えた」は、ICE BAHNの「越冬」のこと。
めちゃくちゃ韻の固い名曲だ。

FORKは、
「火曜の夜は俺のラップ聴いてシコる日だ」
「お前は帰れ手ぶらでな お前がもらえんのは交通費だけ」
「お前が悪いわけじゃねぇ お前にとってそういう日だぜ」
もう全フレーズがカッコいい。さりげなく韻を踏む。
ワイプで抜かれる審査委員も、「うめぇぇー」の顔の連続。
そして「姓をICE BAHN 名前はFORKだ」と渋い声で決める。

FORKの2ターン目。
俺が言うのも何だがな、と前置きして、
「韻を踏む為にラップすんじゃねぇ
言いてぇ事をラップして踏むんだよ」

と凄い名言キター。
「何個踏めるか俺も昔はやってた。
だが今だから言えるそれは間違ってた」

対戦相手SURRYが、戦ってる顔じゃなくて教わってる顔になっていく。
うなずいている。
SURRY「あんたRHYME主義なんだろ? じゃあそこを間違ってたって否定するあんたなんか俺は見たかねぇんだよ」という反論に対しても、
しっかりとアンサーするFORK。
「RHYME至上主義だよ要は使い方 量で誤魔化さねぇその味が美味いかだ」
ワイプの般若がうんうんうんとうなずきまくる。
「テメェの腹を満たすだけの為にドカ食いしてる小僧と一緒にすんじゃねぇ」
抽象的なフレーズの後に、イメージが湧くフレーズをすっと入れてくるところも巧み。
SURRYもうなずきながら聞いている。
「先人の言葉を聴きながら俺はこの場に立ってる 俺の場所だここは」
とラストも決める。
クリティカルでモンスターFORKの勝利。

モンスタールームの呂布カルマが
「FORKさんの試合を見ていると 韻踏むのが恥ずかしくなるぐらい」
とコメント。
「(FORKさんを見て)違う山を登らないと話にならないなという気になりました」
沸く会場。
「もう1バースやりたかった」と悔しそうなでも笑顔で語るSURRY。
素敵なバトルだった。(テキスト/ 米光一成 イラスト/ 小西りえこ
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