ファッション通販サイトを運営するファッションウォーカーの筆頭株主が、ブランディングからバルビゾンに異動したことが明らかになった。ブランディングとの資本関係は解消され、新たに伊藤良三氏が代表を務めるバルビゾンがファッションウォーカーの親会社となる。


ファッションウォーカー親会社にバルビゾンの画像を拡大

 6日付けで発表された内容によると、ファッションウォーカーの親会社ブランディングが保有するファッションウォーカー株式をバルビゾンが取得したため、新たにバルビゾンがファッションウォーカーの筆頭株主となった。同時に、大浜史太郎氏は役員を退任し、取締役の川田隆太氏がファッションウォーカーの代表取締役社長に選任された。



 バルビゾンは、青山や麻布、六本木をはじめとする不可価値の高い地域での不動産取引を主軸とした事業を展開している。資本金は4,840万円、代表取締役は「COMME CA DU MODE(コムサ・デ・モード)」の創業メンバーとしてアパレル業界で活躍してきた伊藤良三氏。貸しビル事業、海外ホテル事業のほか、「東京ガールズコレクション(TGC)」を運営するブランディング(旧・ゼイヴェル)やLA発の人気ブランド「kitson(キットソン)」を展開するキットソン ジャパン、ブルーポイントなど、ファッションや飲食といった様々な分野の関連会社を抱えている。



 ファッションウォーカーは、F1層(20歳~34歳の女性)をメインターゲットにした通販サイト「fashionwalker.com(ファッションウォーカー)」を運営。

TGCやYahoo!ショッピング、TV通販「ショップチャンネル」と連携し、新たなファッションコマース市場を開拓し続けてきた。今後は海外展開を視野に入れ、更なる関係強化を実施するとしている。