19日午後に行われた音楽プロデューサー・小室哲哉氏の記者会見での発言に、フジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』のMC・安藤優子は「大人になれない男の子みたいな言い方」だと指摘し、フリージャーナリストの木村太郎氏は「(妻の)KEIKOさんの話をあそこまで披露する必要があるのか」と不快感をあらわにした。不倫騒動の謝罪会見の席で音楽活動の引退を表明した際、くも膜下出血で療養中の妻の現状を赤裸々に語ったからだ。


18日発売の『週刊文春』で不倫疑惑を報じられたことを受けて、会見を行った小室哲哉氏。「おわびのお話をすると同時に、僕なりの騒動のけじめとして引退を決意しました」と話した。その中で2016年にC型肝炎を罹患(現在は陰性)したことや、その後ストレスが原因で突発性難聴になり現在も左耳がほぼ聞こえず常にキーンという耳鳴りがするなど、体調が思わしく無いことを明かしている。

またこの会見の中で小室氏はKEIKOさんと「大人の女性に対してのコミュニケーションが、日に日にできなくなってきた」と語り、今彼女がどのような状態なのかを詳しく説明した。「全てがそういうレベルではないが、小学校4年生ぐらいの漢字ドリルを楽しくやっている」「現在は音楽に興味を示さず、ほぼ歌うことは無くなった」「2人の会話の間が持たない」「自分が入院しても看病もできないし、お見舞いにも来られない」など、現状では娘と父親のような関係になっているという。

このような彼の発言に、木村太郎氏は嫌悪感をあらわにした。
会見の目的が“不倫騒動の謝罪”だったことから、やましい関係では無いのであれば「何も無かったんだ、文句があるか」と一言で済むこととし「KEIKOさんのプライバシーをあそこまで人に披露することなのか」「許せない」と猛批判した。また自らも認知症を患った母親の介護で辛い経験を持つ安藤優子は、彼の健康が優れないことを理解しつつも「大変な思いで介護されている方は全国にごまんといる」とピシャリ。そして何より気になったのはKEIKOさんの状況を話す時に、「恥ずかしいことなんですけど」と小室氏が前置きしたことだという。彼女が病気と闘いリハビリに頑張っていることは、「恥ずかしいことでも何でもない」と不満げである。

SNS上では「何も引退までしなくても」という声が多い。会見での小室氏は大変疲れた様子で、体調が悪いのは明らかだった。
KEIKOさんの状況をここまで話してしまったのも、彼が相当精神的に追い詰められてのことだろうと感じる。しっかりと心身ともに健康を取り戻し、何年か後にまた小室氏が音楽業界に戻ってきても、ファンは喜んで迎えてくれるであろう。
(TechinsightJapan編集部 みやび)