エル・ファニングがトランスジェンダー役に挑むにあたって、象徴的だったロングヘアーから一転、ショートヘアーに。そんなエルが観られる映画『アバウト・レイ 16歳の決断』の日本公開が決定し、予告映像も解禁された。


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 本作は、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公・レイ(エル)を中心に描かれるヒューマンドラマ。16歳の誕生日に“男の子として生きる”と決断したレイに、恋多きシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)は「突然、息子を育てることになるなんて…」と動揺を隠せず、レズビアンのおばあちゃん・ドリー(スーザン・サランドン)も理解できずにいたが、次第に家族の秘密が明らかとなる…。

 今回、解禁された予告編映像はレイ、マギー、ドリーとそのパートナーらが食卓を囲み語り合うシーンから展開。やがて、「僕はNYで育った」というレイの独白から、物語のシーンが断片的に映し出される。

 「普通になりたい」と口にするレイ。それに対し、「なぜ“普通”? “本物”は?」と返すドリー。
さらに、レイの決断を支えるため、ホルモン治療の同意書へのサインを、別れた元夫に求めに行くマギーの姿など、家族が織り成すストーリーに期待もふくらむ。

 映画『アバウト・レイ 16歳の決断』は、2018年2月3日より公開。