俳優の古川雄輝が初の冠レギュラーラジオ番組『古川雄輝 unknown radio』の初回収録を4日、都内にて行い、収録後記者会見に応じた。古川は、「役を演じていない状態でしゃべるのは不慣れ」ととまどいを見せつつも、「また一つ違う分野に挑戦できるということは嬉しい」と喜びを表した。


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7歳でカナダへ渡り、高校から単身でアメリカ・ニューヨークに移り住み11年間を海外で過ごした古川にとって、日本はまだまだ“未知”‐unknownとの出逢いに溢れた場所。そんな古川が“まだ知らない日本”との出逢いを通じて、古川自身も知らない「古川雄輝」に出会うことを目指す番組となっている。

番組の目玉企画の一つが、古川が日本各地を訪れ取材するコーナー。中国で放送・配信中の番組と連動し、日本の魅力を紹介する。「そこは、自分で実際にロケに行っているのでナチュラルに話せるかな」とやや自信を見せる。また番組では、古川の好きな音楽も紹介しているが、「普段自分が聴く曲について話すことはないので、また新たな自分を知っていただけるのでは」と微笑む。


 「役柄を通して僕に対してのイメージがついてしまいがちで、そのイメージと実際の自分が違ったりするので、ラジオで話すことで素の状態をみていただけたらいいなと思う」という古川。特に「28歳だと思われてない。学生の役が多いので」というのが不満な様子(!?)で「意外と大人だねって言われます」と笑う。

 中国版『イタズラなKiss』で中国内での女性ファンが急増し、”女神”ならぬ”男神”というニックネームで大ブレイクした古川。中国版ツイッターweiboのフォロワーも153万人を超え話題を呼んでいるが、その現状を「一種のブームだと思っている」と冷静に分析。「日本人の俳優として日本でしっかり地位を築いて、そこから徐々に活動の場を広げていきたいですと意気込んだ。


 『古川雄輝 unknown radio』は3月30日スタート。毎週水曜21時30分から放送。