中国メディア・今日頭条は20日、「日本の調査で、日本人少女の6割が来世は日本人になりたくないと答えた」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本のある人材サービス企業が非常に面白い調査を行った。
日本の13-19歳の少女を対象にした調査で、外国人に生まれたかったかとの質問に対して59.4%が『はい』と回答した。また、日本人は外国人より劣っていると思うかとの質問でも40.5%が『はい』と答えたのだ」と紹介した。

 そして、「この調査結果は昨年発表され、当時日本でも多くのメディアが注目した。そして最近、日本のネット上でこの調査結果が再び話題になっており、熱い議論が繰り広げられている。ネットユーザーの大多数は『日本人は外国人に及ばない』との認識を示したほか、日本人は容姿が悪く身長も低いとする意見もあった」と伝えている。

 そのうえで、「これは非常におもしろい現象だ。
日本の教育は世界的にもトップレベルで、先進的だ。しかし、そのような教育を受けているはずの子どもたちは、日本が必ずしもいい国だとは思っていないのである」と評した。

 中国のネットユーザーからは、「日本は先進国なのに、どうしてこんなに自己卑下するの?」との疑問の声が出た。これに対し、別のユーザーは「先進国だが、ほぼ飽和状態であり、伸びしろも少ない。社会が進歩しない中で、そんなふうに考えるのも理解できる」、「日本の女性はヨーロッパが好きなんだよ」、「日本人は近代のころからずっとそうだった」、「なぜなら、日本では女性の地位が低いから」といった回答を残している。

 一方、「何はともあれ、自分は中国人であることにずっと誇りを持っている」とするユーザーに対し、多くの賛同が寄せられた。
これも、右肩上がりの成長を続け、新しいものが次々と出てくる今の中国の勢いの表れなのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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