「かんてんぱぱ」の寒天ゼリーが好きすぎて「かんてんぱぱガーデン」に行ってきた

ある日、友達から「このゼリーおいしいから食べてみて! 『かんてんぱぱ』っていうブランドの商品で、カルディで売っているよ!」とゼリーを食べさせてもらいました。
食べたら美味しくてハマってしまい、それからかんてんぱぱゼリーを家に常備しています。

「かんてんぱぱ」の寒天ゼリーが好きすぎて「かんてんぱぱガーデン」に行ってきた

かんてんぱぱを展開する伊那食品工業は、寒天製造で国内シェア80%、世界シェアで15%を占めている寒天のトップメーカーです。

カルディのラインアップに飽きて「通販はできるのかな」と、インターネットでかんてんぱぱを検索すると、長野県伊那市にある伊那食品工業の本社と工場周辺に、かんてんぱぱガーデンという広大な緑地があると知りました。

かんてんぱぱゼリーに虜の私はさっそくかんてんぱぱガーデンに行きました。

車でかんてんぱぱガーデンへ


長野県は私が住んでいる群馬県の隣なので「かんてんぱぱガーデンは近いだろう」と思っていました。しかし、伊那市は長野県の下の方で群馬県より山梨県に近いです。
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群馬県高崎市のうちと長野県伊那市の場所はこんな感じ。

私の住む群馬県高崎からは高速道路を使っても約4時間・片道約300kmでした。直線的には近いのですが、山を迂回するので遠回りになります。


かんてんぱぱガーデン到着!


かんてんぱぱガーデンは、広域農道を挟んで西側(かんてんぱぱウエスト)と東側(かんてんぱぱイースト)に分かれており、敷地3万坪ととても広い!
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案内図。東と西に分かれている。全部まわれるか。

今年の夏は雨が多く、取材日も雨でした。
伊那駅周辺では曇りでしたが、かんてんぱぱガーデンに着くと雨に……。
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標高が高いからかな。空気がきれいです。

でも安心です! 園内には傘の貸し出しがありました!
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各所に園内貸出傘が。うれしいサービス。



かんてんぱぱガーデンウエストへ


西側にはショップ併設の工場・雑貨屋・普通のレストラン・寒天レストランがあります。
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北丘工場。かんてんぱぱショップ併設。
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店内案内図。

北丘工場では平日に工場見学ができます。取材日は休日なので見学できませんでしたが、寒天に関する展示が要所にあり、寒天に関する知識を蓄えることができます。
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「寒天は海藻だ」ということは知ってはいましたが、実物は初めて見ました。

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寒天作りの工程。これは写真に入り切らないほど大きい!


寒天ゼリーの試食ができる!


北丘工場に併設されている「かんてんぱぱショップ」ではゼリーが試食できます。ライチ味と青りんご味を食べました。
いつも行っているお店にないラインアップでちょっと興奮。
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試食は自由なのですが、試食になると「えー! いいんですか? 試食するつもりはなかったんですけどね」と強がってしまうのは何でだろう。
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試食用の寒天ゼリーが大量に冷蔵庫に入っています。給食を思い出しました。
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「あ。私これ買うよ」

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所々にこういった優しさと宣伝がある。
「これもおいしいよ、あれも食べな」と言われているようで、なんだか実家に帰った気分になりました。

かんてんぱぱガーデンイーストへ


東側へ行きます。
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もう一度案内図でおさらいしてみましょう。

イーストにはかんてんぱぱ本社・かんてんぱぱミュージアム・かんてんぱぱホール・健康パビリオン・蕎麦屋があります。

本社も今日はお休みでした。

ボタニカルアートを楽しもう「かんてんぱぱミュージアム」


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長野県出身のボタニカルアーティスト野村陽子さんの作品展示場です。

「ボタニカルアート」とは植物精密画とも言い、植物を見たまま忠実に絵にするというアートです。展示品は虫眼鏡を使って細かいところまで見ることができます。

ボタニカルアートというのを初めて知りました!
こちらは撮影禁止なので私が描いたボタニカルアートをお楽しみください。
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アスパラガスです!

ミュージアムにボタニカルアートの描き方が展示してあったので、家に帰って描いてみました。
実際に聞くのとやるのでは大違いでした。

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こちらはパンフレットです。書き込み具合が全然違いますね。

「かんてんぱぱホール」ではフォトアートギャラリーが


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長野県出身の山岳写真家・故 青野恭典さんのフォトアートギャラリーです。
山で撮った自然を題材にした写真が楽しめます。

芸術作品を鑑賞する時に、私は作者の気持ちや風景を想像しながら見るのが好きです。
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しかし、今日は自分の世界に入り込んでいる時に知らないオジサンにめちゃくちゃ話しかけられ、うんちくを聞かされて集中できませんでした。
芸術作品を見ている時は話しかけないでいただきたい。

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ホールでは、他にも長野出身のアーティストの即売会が行われていました。
地元に展示会場や即売会場があるのはいいと思っています「私もいつかここで展示したい」とモチベーションが上がりそうです。
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写真展に影響されて外にある花の写真を撮りました。どうでしょうか。


健康パビリオンで自分の体に向き合おう


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健康パビリオンでは運動能力と身体計測ができます。
計測したい場合は受付をすると記録が記入できる紙が貰えます。
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まずは血圧と血液の流れを測定。

ご覧の通り私の血液の流れは「標準」だそうです。
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そのあとは運動能力コーナーで自分の運動能力(不足)を測定できます。
ダイジェストでどうぞ!
「かんてんぱぱ」の寒天ゼリーが好きすぎて「かんてんぱぱガーデン」に行ってきた
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びっくりしました!
年齢平均値にはギリギリ到達していたのですが、思ったより飛べていない・学生の頃より握力が5も下がっている・体が硬い……などさまざまな運動不足が確認できました。
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健康パビリオンはメタボリックシンドローム予防を目的としたパビリオンです。
結果の説明は医療行為にあたるのでありません。パビリオン内に置いてあるパネルと結果を照らし合わせて静かに喜んだり絶望したりしましょう。
私は自分の結果に絶望しました。

かんてんぱぱショップでお土産を!


健康パビリオンにもショップが併設されています。
帰る前にかんぱぱゼリー(勝手に略しました)を買い占めるぞ!
「かんてんぱぱ」の寒天ゼリーが好きすぎて「かんてんぱぱガーデン」に行ってきた

やったー! こんなに種類があるなんて。迷っちゃう!
寒天雑炊・寒天ドリンク・寒天はちみつなど食卓で使いやすい商品があり、いつも買っているお店にはないラインアップです。見ているだけで楽しい。

かんてんぱぱガーデンは大人が楽しめる場所です!


ミュージアム・ホールで芸術に触れることができて私は満足です。
芸術を無料で見ることができる……。なんて太っ腹なのでしょうか。

子供用の遊ぶ庭がありますが、どちらかというと静かに芸術と寒天に触れたい大人の場所だと思いました。
芸術の秋にうってつけです。
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ちなみにかんてんぱぱの商品で私が一番好きなのはプリンです。
熱湯と牛乳のみで簡単に作れてオススメ!普通の牛乳であっさり、特濃の牛乳で濃い目に味が調整できるので体調に合わせてプリンを作れるからです。
しかも寒天なのでカロリーが控えめ!
(ぬっきぃ)