こんにちは、ひにしです。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

仕事終わりにプシュッと行きたい飲み物。
そう、言わずもがなビールですよね。BBQやアウトドアと様々な場面で夏は特に楽しくビールを飲みたいところです。

でも…、日々のビール代の出費は地味に痛いところ……。筆者もビール大好きなのですが、どうにか節約しつつ美味しくビールを飲めないかなと考えていました。

そこで、今回は数年前から出始めた、いわゆる「第3のビール」をどどーんと13種類飲み比べ!
普段からほぼ毎日ビールを飲んでいる6人のビール好きたちが先入観一切なしで、どの第3のビールをうまいと感じるのか徹底的に検証しました!


そもそも第3のビールの定義とは?


今回飲み比べる第3のビールは近所の酒屋ですべて購入! 缶の下部などに「リキュール」と書いてあるものが「第3のビール」と酒屋のおじさんが教えてくれました。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

品名だけを見ると「発泡酒」と書かれているので、第3のビールを探すときはこの「リキュール」表示の有無を確認するのがよさそうです。


飲み比べる「第3のビール」ラインアップはこちら!
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

(1) 麦とホップ プラチナクリア
(2) 麦とホップ The gold
(3) のどごし生
(4) のどごし生 ALL LIGHT
(5) 金麦 
(6) 金麦 クリアラベル
(7) クリアアサヒ
(8) クリアアサヒ 糖質0
(9) 濃い味 糖質0
(10) 澄みきり
(11) プライムリッチ
(12) ホワイトベルグ
(13) プロースト

いっぱい飲めるのうれし~~~~! けど、ちゃんと差が分かるかな…。
不安が募ります。


検証方法


・13種類の第3のビールの銘柄を隠してすべて飲み、品評します。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

ジャッジそれぞれが13種類の中からトップ3を決め、1位が3点、2位が2点、3位が1点という形で点数付け。本当にうまい第3のビールを決めます!
※もちろんこの時点でどのビールがどの銘柄なのか参加者はわからないように、エキサイトスタッフさんにご対応いただきました。

ちなみに設定した品評項目は、
旨味、コク、キレ、苦み、香り、ビール感の6つを基準に5段階評価しました。


さっそく、飲み比べ検証スタート!


第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

いざっ、カンパーイ!
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

真剣な品評が始まりますが、序盤から……
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「これ、一通り全部飲んで、もう1周しないと品評できないよね……」と微妙な味の違いの品評に困惑気味の参加者の面々……

そう、第3のビールは思っていた以上にそれぞれの特徴が薄く、差を比べることが普通のビール以上に難航することが判明したのです!!

ここからは困難を極める様子に合わせて参加者のご紹介です。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

もはやビールのCMのような映り方のM野さん。前回のビール飲み比べ記事にも参加した、飲み比べマスターではありますが…
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「なんだか味がしないやつとかあるな~。
 ゴムっぽい雰囲気のもある。難しい」と語る図。ゴムっぽさとは……

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

あきらかにソムリエ気取りのO川さんは、香りのジャッジに重点を置いて品評中。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「全体的にフルーティーな香りが強いものが多い気がする……」
なぜ、みんなCMっぽい感じの写真になるの……

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

こちらも前回のビール比較記事参加のN子。見てのとおりどんどん飲み進めていますが……、
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「差が無さ過ぎて難しい! あと、美味しくないやつはトコトン美味しくないー!」と辛口コメント

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「一度口をリセットしたい」とつまみを食べ始める参加者たち。第3のビール、本当に特徴が薄いものが多く、それぞれの差をつかむことに疲れが見え始めます。

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「まじでもう何が何だかわからなくなってきた」と口々に言い始めた頃。

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「飲み比べ超参加したい!」と意気込んで来てくれたO野さん。すごい真面目に記入している風ではありますが……
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

唇に泡を付けながら、「まじでわからん」と呟きます。そのパーマの毛流れくらい、しなやかに品評してもらいたい所ですがなかなか難しい様子。

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

そんなO野さんの横で頑張って品評しているのが、今回の参加者で最年少、唯一の20代前半のK藤さんです。困難を極めている様子が写真から伝わってきます。

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

そしてK藤さん、酔っ払いが進み品評メモの線がどんどん斜めになっていきます。大丈夫か!? K藤!
「なんか、セロリっぽい味のとかありますね。結構おいしいのもあるけど…あとはフィーリングでがんばります」

第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

左端の筆者のひにしも、この表情。
「いやー、非常に判断難しいぞー、これは。無駄に甘い味のやつと結構あるけど、わりとイケる味のもある。味の印象は薄いけど、結構美味しさに差はあるかも」

と、こんな感じでむちゃくちゃ困難を極めた第3のビール飲み比べ!
みんなの品評結果は想像していた以上に偏った結果になりました。



飲み比べ結果発表! 一番うまい第3のビール・・とその前に?


トップ3の発表の前に!
実はトップ3を決めると共に、ワースト3もジャッジそれぞれに選んでもらいました。先にその結果がこちら……!
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

(E)が圧倒的不人気で、次点が(D)と(I)という結果に……。
ジャッジの意見を見ると、味のうすさであったり、妙な甘さが気になる…との声が大きかったのがこの3つでした。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

ワースト1位(E)プライムリッチ
ワースト2位タイ(D)クリアアサヒ 糖質0、(I)金麦 クリアラベル

もちろん好みはあるかと思いますが、今回の検証ではこのような結果になりました。


飲み比べ結果発表! 一番うまい第3のビールはどれだ!


それでは満を持して……トップ3の発表です!
ジャッジそれぞれが1位3点、2位2点、3位1点という形で13種類の第3のビールに点数を付けた結果は……
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

(G)のビールにジャッジ全員が1~3位をつける圧倒的人気! 次点が(A)! 少し離れて(B)!
困難を極めた割にこんなに偏るとは……。驚きの結果!


(G)すごいな、やばすぎる……ということで、気になる答え合わせの結果は?
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ


1位(G)麦とホップ プラチナクリア
2位(A)金麦
3位(B)ホワイトベルグ

でましたドン!

圧倒的1位を獲得した(G)の「麦とホップ プラチナクリア」についてのジャッジの品評コメントは……

「ビールっぽさが強い」
「苦みがビールっぽい」
「1番ビールっぽい」

最も普通のビールに近いと感じ、13種類中最も人気を集めたのが、「麦とホップ プラチナクリア」という結果でした。
次点である(A)の「金麦」については…「バランスがいい」との声が多く、安定感を推す声が強かったです。
3位の(B)ホワイトベルグは香りの良さやフルーティーさを挙げる意見が聞かれました。

というわけで、6人のジャッジが独断と偏見で選んだ、うまい第3のビールはこちらの3つに決定!
今回印象的だった言葉として、O野さんのこちらがありました。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

「答え合わせで出自が分かると、途端にうまく感じるビールがあった。イメージって本当に大事だけど判断にむちゃくちゃ影響しますね……」

そう、本当に先入観を持たずに飲み比べてみると、意外な発見があることを実感した検証でした。
そして、第3のビールはまだまだ全体的に本物ビールとの差は結構あって、伸びしろに期待だなという意見で現場は一致したのでした。
第3のビール徹底飲み比べ! 13種類からどれがうまいのかビール好き6人がジャッジ

この夏のお伴になるビールを選ぶときに、参考にしてもらえたら幸いです!