韓国の「うんち焼き」を食べてみた!

ソウルの観光名所のひとつ、仁寺洞(インサドン)。
古い韓国の町並みを体感できる場所で、毎日観光客でごった返しています。
その中に「サムジキル」というさまざまなショップやカフェなどを集めた施設があります。
韓国の「うんち焼き」を食べてみた!

この「サムジキル」の中に、ちょっと変わった名物お菓子があるのです。その名も

「トンパン」

日本語で直訳すると「うんちパン」ですが、「うんち焼き」と呼ぶことが多いようです。

韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


写真の通り、いわゆる「うんち」の形をした、たい焼きのようなお菓子。名前や見た目から、ちょっと食べるのを躊躇しちゃいそうですが……。

一人のデザイナーから生まれた「うんち焼き」


この「うんち焼き」ってどうやって生まれたのか?と思って、少し調べてみました。

韓国の「designdb.com」の記事によると、サムジキルのイチゴのキャラクターをデザインしたデザイナーがトン(うんち)チミというキャラクターを生み出し、そのトンチミが作っているのがトンパン(うんちパン)という設定のようです。
下の写真に写ってるうんちを頭に被ったキャラが「トンチミ」です。

韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


このトンチミたちが生まれたのは1991年頃で、それから20種類以上の商品が生まれ、現在も愛され続けています。サムジの屋上には「トオン(うーんこ)カフェ」があったり。

「うんち焼き」を実食!お味は?


この「うんち焼き」の肝心の味はどうなのでしょうか? 早速いただいてみました。
焼きたての「うんち焼き」は、1000ウォンで食べられます。日本円で約100円。
お手頃で食べ歩きに最適なスイーツです。

韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


お店の人に注文すると、熱々の「うんち焼き」を出してくれます。中身は甘さ控えめのあんこにくるみ等のナッツ類が。生地は薄めで少しサクサク。かなり美味しいです。日本のたい焼きと似ていますが、ナッツ類がいい食感を出してくれてます。


韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


この「うんち焼き」が新大久保でも実は食べられます!

韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


韓国の「うんち焼き」を食べてみた!


ドンキホーテ新大久保店脇の屋台で、「うんち焼き」が売ってるのです。1個200円で、「サムジ」の味そのまま持ってきているようなので、まだ食べたことがない方は、ぜひおためしください!

(西門香央里)