米英における禁煙推進本気度

イギリスの、脅しともとれる注意書き。精子の顕微鏡写真とともに、
「Smoking can damage the sperm and decreases fertility 」
(喫煙は精子にダメージを与え、受精率を低下させます)
というメッセージが添えられている
たばこ吸われます?

昨年から始まった成人識別たばこ自動販売機対応ICカード「タスポ」の導入や、公共施設内での禁煙化が進み、喫煙者には厳しい状況が続いていますが、国際的に見ると、日本はまだまだ愛煙家天国。諸外国からの厳しい視線にさらされている。

アメリカ、イギリス、そしてフランス等先進国の主要都市で施行されるレストランやバーでの全面禁煙制度は、さらに EU 各国に拡大していく模様。そのうち喫煙家は、喫煙シェルター内でしか吸えない!なんてことになるかも。

またEUでは、たばこにかかる税率を上げて、たばこ一箱あたりの価格をつり上げることにより、禁煙を促進させようという動きも強い。
イギリスでは、実に80%以上もの税金がかけられ、たばこ一箱約千円にもなろうかという高値。アメリカでは、たばこにかかる税率は日本(63.2%)より低い50.7%程度であるけれど、たばこの税抜価格自体が日本の3倍近くあるため、たばこ一箱の価格は約2.5倍にまで跳ね上がる。日本のたばこが、先進国の中ではロシアに次ぐ安さで一箱300円くらいだから、いかに優遇されているかわかる。



そのせいか、喫煙率は、イギリスでは男女ともに25%以下、アメリカにおいては20%を切る。1999年から毎年増税され、たばこの価格が2倍にまでつり上げられたシンガポールでは、実に2割減の14%にまで減少したそうだ。経済的ダメージは禁煙に繋がるという証明か。

更に精神的ダメージもじわじわと責める。
アメリカでは、ニコチンタールで真っ黒になった肺のグロテスクな写真にポスターが貼られ、たばこのせいで喉頭がんになり、声帯を失った人が出演するCM等が放映され、禁煙を促す。


イギリスでは、たばこの箱に、たばこによる身体への害の説明を写真入りででかでかと印刷してある。まるで劇薬か毒でも入っているかのようだ。特にすごいと思ったのは、精子の顕微鏡写真とそれに添えられた「喫煙は精子にダメージを与え、受精率を下げます」という注意書き。ここまで言われると、もう参りました!の心境ではないだろうか。

それでもやめられない・やめる気がない人がいるのも、仕方ないよね。でも確かに、未成年者の喫煙は脳にダメージを与えるとされているし、妊婦の喫煙は胎児には致命的だし、副流煙による他への悪影響はより深刻だ。

喫煙のマナーを守り、健康に気をつけて、くれぐれも吸い過ぎにはご注意を。愛される愛煙家になってくださいね。
(チン・ペーペー)
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