消費期限切れ食品を食べる人はどれくらいいるのか?
主に製造後5日以内で品質が劣化する食品に“消費期限”が記されている
私たちが目にする食品には“消費期限”もしくは“賞味期限”というものがつけられている。消費期限とは、“期間を過ぎたら安全面に問題が生じる可能性がある”と製造元が記したもの。
主に製造後5日以内で品質が劣化する食品(弁当や加工パン、乳製品など)に表記されています。“おいしく食べられる期間”を保障する賞味期限とは異なり、期限を過ぎたものは腐っている可能性もあるので食べるのは控えたほうが無難。しかし「1日過ぎたぐらいだったら大丈夫……」など、期限切れ食品を食べるという声もよく聞きます。では一体どれだけの人が期限切れ食品を食べているのでしょうか? ということで今回は50名に「消費期限切れ食品を食べるか? 食べないか?」をアンケートしてみました。

まず「消費期限切れを食べる人」は50人中なんと18名。著者自身も食べない派なので、この数にはちょっとビックリ。
残りの32名は「食べない」という意見でしたが、理由としては“お腹を壊しそうだから”“賞味期限と違って消費期限はヤバそうだから”“精神的にダメ”などデリケートな内容。確かに消費期限切れは怖い感じがしますね……。

さて一方「食べる」という人にも様々な意見がありました。まず「食べる」と言っても“物による”という人は12名。お弁当やお惣菜、調理パンなどは食べるが、乳製品はやめておくという意見がほとんど。牛乳やヨーグルトなどの乳製品は「万が一お腹を壊したら大変だから」「いたむのが早そうだから」との事。
お弁当や惣菜は大丈夫なのか、とツッコミたくもなるが「食べる派」の人も自分なりに安全ラインをひいているらしい。

その他、「食べる派」の意見としては“日数による”人が4名。「1日や2日だったら気にせず食べる」という人、そして1人だけ「1週間は大丈夫」というツワモノもいました。彼いわく「病は気から」との事で、「メーカーだってそれぐらい想定内だよ」なんて訳のわからないコメントを残してました。

そして「食べる派」残りの2名は、“何日たっても再調理して食べる”人。もちろんちゃんと冷蔵庫で保管しての話ですが「お弁当ならおじやに」「パンは牛乳で煮ればおいしい」などもはや常人の域を超えた回答。
もともとの味は全く関係なく“食べる”という事に執着した人ですね。腹に入れば関係ないのか……。

今回いろいろと話を聞いてみて、結果的に「食べない派」が大多数でホッとしましたが「食べる派」のとんでも意見にも驚かされました。食べ物を粗末にしないのは大事な事ですが、やっぱり精神的にキツイんですよね。“消費”期限だけに。
さて皆さんはいかがでしょうか? あなたは「食べる派」ですか? それとも「食べない派」ですか?(木南広明)