「音楽活動については、間もなくしばしの休止期間に入る」と発表した歌姫レディー・ガガがこのほどTwitterを更新し、かねてより患っていた線維筋痛症を公表した。体の慢性的な痛みがあると語っていたガガだが、その苦痛を取り除くべく様々な対処法に取り組んだことも明かしている。


新ドキュメンタリー作品『Gaga: Five Foot Two』の中で、レディー・ガガは婚約していた俳優テイラー・キニーとの関係破綻や婚約解消、また悩みの一つである体の痛みを明かし、プレミアに参加した人々を驚かせた。その反響もあってか、このほどガガはTwitterを更新、以下のように綴りファンに病名を告白した。

「ドキュメンタリーの中で話した#慢性疾患 #慢性の痛み。これは線維筋痛症なの。」
「私はこの病気について人々に知ってもらいたい。そして同じ病気の人達とつながりたい。そう願っているわ。」

またガガは、様々な方法にチャレンジし痛みの対処に取り組んでいるもよう。
再びTwitterで病気に触れ、「氷が効くかと思ったけど、間違っていたわ。余計に酷くなってしまった。あたためる方が良いの。電気毛布、赤外線サウナ、エプソン風呂などよ。」

またこの告白を受け、ファンはTwitterに以下のようなコメントを数多く書き込んでいる。

「Facebookに良いグループがあって、いろいろなアドバイスがもらえるわ。」
「ひとりじゃない―そう知るだけでも、救われた思いがするものだね。」

なお線維筋痛症の痛みは実際に凄まじいとされ、そのレベルもストレスや環境で変化するという。また薬物だけでは痛みのコントロールが難しいため、セルフケアは欠かせないとのこと。
これが原因で死に至ることはないと考えられているが、精神的な症状や慢性疲労など「痛み以外の症状」まで出る患者もいるというから、かなり大変な病気であることは間違いない。ガガ、そしてこの病気と闘う人々の痛みが少しでも緩和されるよう祈るばかりである。

画像は『xoxo, Gaga 2017年9月9日付Instagram「@digitalperm's Documentary on me #GagaFiveFootTwo premieres tonight at Toronto International Film Festival」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)