米時間10月3日、オバマ前米大統領夫妻が結婚25周年を迎えた。ミシェル・オバマ夫人(53)はSNSを通じて、夫であるバラク・オバマ前大統領(56)に愛のこもったメッセージを送った。


「バラク、結婚25周年おめでとう。四半世紀が経った今でも変わらず、あなたは私のベスト・フレンドであり、とびきりスペシャルな男性よ。愛しているわ。」

ミシェル夫人はインスタグラムで25年前の結婚式当日のモノクロ写真とともに、ピンクのハート絵文字付きでコメントした。

出会いは1989年、シカゴにある法律事務所。オバマ氏は当初、自身のアドバイザーだったミシェルを何度もデートに誘ったがことごとく断わられていたそうだ。オバマ氏からの猛烈なアタックに根負けしたのか、それとも情にほだされたのか、ミシェル夫人はようやくデートの誘いを受け入れ、そこから交際へと発展したという。
その後、数年間の付き合いを経て、2人は1992年10月3日に結婚した。

ファーストレディの宿命か、過去には結婚記念日が大統領選のテレビ討論会と重なってしまったこともあった。5年前、2012年10月3日のことである。

「20年前、君が僕と結婚してくれたおかげで、僕は地球上で一番幸せな男になれたんだ。」

オバマ氏がそんなロマンチックな言葉で演説を始めたのは記憶に新しい。

そして25周年を迎えた今年もまた、オバマ氏はミシェル夫人へ素敵なサプライズを用意していた。なんとこの日の午後にペンシルベニア州フィラデルフィアで開催されていた女性のための会議「Pennsylvania Conference for Women」に参加していたミシェル夫人に、2分ほどのビデオメッセージを送ったのだ。
会議中、突然大画面に映し出された夫の姿に驚きを隠せない様子のミシェル夫人。ビデオメッセージの中で前大統領が夫人の強さや優しさ、意志の強さ、そして誠実さを挙げながら「素晴らしいパートナーであり、友人であり、娘だけでなくアメリカ全体の模範的な女性」だと称賛した際には、夫人は思わず涙ぐんでいたという。オバマ氏はこの日もまた「断られ続けながらも諦めないでデートに誘ってよかった。君を選んだことは大英断だった」と繰り返し、四半世紀を経た今も決して色褪せることのない夫人への想いを語った。

大統領退任後は、インドネシアやイタリアなど世界中を旅したり、長女マリアさんをハーバード大学へ送り出してからは、夫婦水入らずの時間を楽しんでいるようだ。



画像は『Michelle Obama 2017年10月3日付Instagram「Happy 25th anniversary @barackobama.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)