ホリエモン、新幹線で席倒す声かけに「うざい」 マナーをめぐってネットで議論に
堀江貴文さんTwitterより。

10月15日、ホリエモンこと堀江貴文さんが新幹線の座席を倒すときの「声かけ」に関してTwitterを更新。堀江さんの発言をきっかけに、ネット上では新幹線の座席を倒すときに「声をかけるかどうか」が議論となっている。

ホリエモンが新幹線での「声かけ」に苦言


堀江さんは15日、甲子園球場に向かうために新幹線を利用していたようで、その道中に「新幹線でいちいち席倒していいかって前の人から言われんのうざい」とTwitterを更新。



Twitterに寄せられた「それめちゃめちゃわかります。いいですよって言われるのを前提に聞いてますもんね」というリプライには、「そこではない。勝手に倒していいんだけど。いちいち聞いてくるなって話よ。知らないおっさんと交流したくないって意味」と返信している。



ネット上ではこの発言をきっかけに、「相手の座席の机にでかい荷物とか飲み物とかのってる場合もあるんだし、ある程度マナーじゃないの?」「言わないと文句言う人がいるからとりあえず言ってる」「元々倒れるようになってるのに、わざわざ声をかける必要はない」「ダメだって言う人見たことないしダメって言う権利もないでしょ」と、声を“かける”派と“かけない”派の議論が勃発していた。

たびたび話題になる新幹線での「声かけ」問題


この議論に関してはさまざまな芸能人も発言している。タレントの藤本美貴さんは自身のブログで、自分はわざわざ声をかけずにひっそり倒してほしいタイプだと明かしつつ、「やっぱりみんなは倒す前に一言いって欲しいタイプなのかな」と質問。

2016年2月に放送された情報バラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)では、「気になるマナー あなたは多数派? 少数派?」という調査で、「新幹線で座席を倒すとき声をかけるかどうか」を街の人にアンケートを実施している。アンケートは声をかけるべきが75%、かけなくていいが25%という結果に。街の人からは、「飲み物とかがあるとトラブルになる」「相手の領域に入ることになるから一声はかける」「自分に与えられた権利、スペースだから声はかけない」「後ろの人の様子を知りたくない」といった声が上がっていた。

また番組内では出演者たちも議論を展開。タレントの坂上忍さんは「後ろを気にしながらちょっとずつ下げる」とコメントしている。このコメントにヘアメイクアーティストのIKKOさんは、「深いかなと思う。現代的にはいいのかも」と納得。

しかし、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志さんは声をかけずに倒して後ろから蹴られるという経験をしたそう。ネット上でも、「声をかけずに倒したら文句言われた」「イスを戻すまで後ろから蹴られ続けたことがある」という体験談が続出している。

新幹線での「声かけ問題」に決着がつく日は遠そうだ。