「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


クラフトビール好きであれば知らない人はいない「よなよなエール」。これらのクラフトビールを製造販売するヤッホーブルーイングによる『超宴(ちょううたげ)』というイベントをご存じでしょうか?

『超宴』では看板製品の「よなよなエール」をはじめ、各種クラフトビールが味わえるほか、さまざまなコンテンツが楽しめます。
毎回チケットが売り切れてしまう人気イベントが都内で初開催され、ビール大好きな筆者もさっそく取材に行ってきました。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


神宮球場にビールファンが続々


『よなよなエールの超宴(ちょううたげ) in 神宮外苑軟式球場』。ノーマルチケットにはビールチケット3枚、フードチケット1枚(500円分)、超宴特製グラスが付いてきます。

さらに首から下げられるネームカードも配られ、ここにニックネームを書きます。ヤッホーのスタッフさんたちは社長もふくめ、普段からニックネームで呼び合っているのだとか。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


当日は天候が心配されていたものの、ビール好きたちの願いが届いたのかイベント開始時には雨が上がり、開場直後にも関わらず大勢の人が。フォトスポットなどですでに盛り上がっています。
まだお酒が入っていないのにみなさんテンションが高い!
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


『超宴』一番の特徴は、ヤッホーブルーイングのスタッフほぼ総出で行われるということ。開会式では「てんちょ」こと、井手社長が自らお客さんにビールを配ります。注ぎ方もさすがにうまい! そして4000人がいっせいにプシュッと缶を開けて、いっせいに乾杯!
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった
4000人で乾杯!


限定ビールも樽で! さっそくビールを味わう


おなじみの「水曜日のネコ」、「僕ビール、君ビール。」、「インドの青鬼」などのほか、限定ビールも味わえます。しかも全部樽! さらにビールのラインナップは時間帯ごとに変わるので、どれを飲むか迷ってしまいます。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった
目の前で注がれるビール


筆者は「軽井沢高原ビール」の2017夏季限定と2017秋限定、「僕ビール、君ビール。ミッドナイト星人」を選択。「ミッドナイト星人」は ヤッホーとローソンが共同開発したもので、店舗での一般発売は10月24日からなんです。
そんなビールを一足先に飲めるのも『超宴』ならでは。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった
最後尾のプレートは、自分の後ろに並んだ人に渡してあげます


ビールチケットが3枚では足りない! という人も、1枚500円で追加購入できるのでご安心を。オリジナルグラスでビールの香りと色を楽しみつつ、秋の空気の中でひとりエア乾杯。最高に幸せです。(グビグビ)
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


おつまみがいらないくらい最高のビールなのですが、お腹が空いてきたのでフードも食べましょう。ヤッホーブルーイングの公式ビアバレストラン「YONA YONA BEER WORKS」をはじめ、どの店舗も長蛇の列で30分から1時間待ちは当たり前というなかなか厳しい状態。
しかし、どのメニューも本当においしそう……。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


30分ほど並んでローストチキンハウスの「チキンナゲット(タルタルソース入り)(500円)」と「チキンカレー(800円)」を購入。500円分のフードチケットがあるので、実際の支払いは800円です。どちらもボリュームたっぷりで、ビールにもばっちりあう味付けで最高。(グビグビ)
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった



列車から大学まで! ビールを楽しみつくす企画


お楽しみはビールやグルメだけではありません。ここでしか体験できないコンテンツも魅力です。


「走れ!よなよなエール号」は大人も乗れるミニチュアの列車。ホップになってビール醸造の工程をたどることで、よなよなエールの長く続く香りを疑似体験。畑では水をかけられたり、醸造所ではホップの香りに包まれたり、楽しく学ぶことができます。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


さらにクラフトビールを深く知ることができるワークショップ「よなよなエール大学」も人気です。ビールの香りを感じて嗅ぎ分ける『鼻修行』、ビールづくりの基本を知ることができる『ブルワー入門』など、自分の五感を使ってビールを学べます。本物のホップの香りをかいだり、製造過程を知ったりことで、さらにビールがおいしく感じられます!(グビグビ)
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


フェスにかかせないボディペイントもひと味違います。
なんと、『超宴』でしかペイントできないコラボデザインメニューなどをペイントできるのです。「俺は、私は、このビールが好きだ!」という気持ちをめいっぱいアピールしましょう。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


そして、入場時にもらったグラスに絵を描くことができるコーナーも。みなさん同じグラスなので、自分だけの絵をかくことで取り違えもなくなりますね。こちらは洗えば落ちるので、自由に、楽しく描くのがおすすめ。絵心がない人は描いてもらうこともできます。

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


ステージでは「栗コーダー&ビューティフルハミングバード」やアイリッシュ・ミュージックバンド「O'jizo」による演奏が行われており。まったりとしたいい雰囲気。

さらに「JAL JETS×岡本さん」も登場。「JAL JETS」は現役の客室乗務員で構成されたチアダンスチーム。岡本さんはキレキレのダンスが話題となり、WEB動画の再生数が100万回以上というJAL社員。

いい感じに酔っぱらってきた参加者たちと共に、ダンスで大盛り上がり。JAL名物ともなっている紙飛行機を飛ばしてフィナーレとなりました。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

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そのほか「よなよなエール」の知識を競う○×クイズ「よなよなウルトラクイズ~よなよなエール王決定戦~」も開催。『よなよなビアワークス恵比寿東口店のオープンは、□月△日である。○か×か?』など、かなりマニアックな問題が出題されていました。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


会場にいて感じたことは、とても『ピースフル』だということ。参加者は思い思いにビールを味わい、語らい、楽しんでいます。ここにいる人たち、みんなビールが大好きなんです。そんな雰囲気が『ピースフル』な空間を作り出しているのでしょう。
「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

最初にも書いたように『超宴』は、ヤッホースタッフとヤッホーファンが作り上げるもの。ビールの造り手とビールファンが、楽しい時間を共有するイベント『超宴』。そこは平和でおいしく楽しい、ビール好きたちの桃源郷でした。(グビグビ)

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった

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「よなよなエールの超宴」はビール好きの桃源郷だった


(篠崎夏美/イベニア)