秒速で1億円を稼ぐ男・与沢翼がVALU参戦も秒速で「規約違反」に!
「VALU」与沢翼のページより。

「秒速で1億円を稼ぐ男」と呼ばれている実業家の与沢翼さんが、いま騒動となっている「VALU」に登場。しかし、“秒速”で「規約違反」と表示されてしまい、ネット上で話題になっている。

与沢翼の“利用前赤帯”がネットで話題に


「VALU」とは、人物を株式に見立てた仮想株式“VA”を取引できるサービスのこと。VAはビットコインで購入することができ、所有するVAをビットコインに代えることで現金化も可能。VAは株式のような値動きがあるため、投機的な使用が横行するのでは? とサービス公開直後から賛否両論が巻き起こっていた。

そんな「VALU」の名前を見かけることが多くなったキッカケが、人気YouTuber・ヒカルさんらが巻き起こした“インサイダー取引疑惑”。ヒカルさんは8月10日、同じくYouTuberのラファエルさん、いっくんさんとともに「VALU」を開始。人気YouTuberということもあり、ストップ高での買い注文が続いていた。しかし8月15日、ヒカルさん、ラファエルさん、いっくんさんがほぼ同時に持っていたVAを売却したためにVAは大暴落。株主(VALUER)からは批判的な声が続出して大炎上騒ぎに発展していた。

この騒動の中、与沢さんがついに「VALU」へ参戦。しかし、VA発行前に「規約違反に該当している恐れがあります」との表示(通称・赤帯)が出てしまい、何もしていない状態で利用できない状況になってしまった。この規制の詳細は明かされていない。

“利用前赤帯”に、SNSなどのネットからは「与沢翼のVALU上場前なのに赤帯は草」「登録後秒速で規約違反はさすがに笑った」「まだ何もしてないのに赤帯とか可哀想。。。てか失礼すぎだろwww」といった声が続出している。

ヒカルとVALUの動向は?


ヒカルさんたちの騒動を受けて、「VALU」は8月16日に対応策を発表。



その対応策によると、3人のVAについては「利用者保護の観点から特別措置として、該当VAへの現在の売買注文をすべてキャンセルとさせていただきます」とし、一連の取引で発生した手数料に対しては「VALUがミッションとしている『人の価値を発掘し、高める。』と類同の意向を掲げる組織へ寄付させていただきます」としている。

また、ヒカルさんは8月16日、自身のTwitterで「全てのビットコイン(5465万円相当)を使って自社株買いを行います!」とツイート。その後、「お騒がせして本当にすみませんでした。今後はこのような事がないようにしっかりと自分の行動に責任を持って活動していきます」と謝罪後、「自社株買いスタートしました。よろしくお願いします」とつぶやいている。