2015年3月10日(火)に世界同時発売される「リーボックの次世代型ランニングシューズ「ジーポンプ フュージョン(ZPump Fusion)」。発売記念イベントが9日、都内で開催され、ブランドアンバサダーを務めるすみれが裸足×ランニングウェアで登壇。“日本のお客様第一号”として試し履きをした後、
PRキャラクターのポンプマンを相手に“脚ドン”を披露し、会場を沸かせた。



試着したすみれを「ハグされてるみたい」「今すぐ走りに行きたい!」と喜ばせた「ジーポンプ フュージョン」はどう凄いのか。ここでは注目すべき5つのポイントを紹介したい。

■その1:空気を注入し、足とシューズを一体化
一般的なランニングシューズは“全員の足に合うシューズ”を目指し、平均的なサイズをもとに足型を起こす。しかし、人によって足の形や特徴はまったく異なる。その結果、「誰の足にも合わない」という事態に陥るという課題を抱えていた。今回の「ジーポンプ フュージョン」は足を覆うパーツ(フュージョンスリーブ)に空気を注入し、足と一体化させる。「朝走りたいとき」「夜運動したいとき」などタイミングと足の状態に応じて、適宜空気を注入したり、抜いたりすることで常にベストなフィット感を実現。外反母趾にも対応できるという。

■その2:空気を抜くと、ぺちゃんこになる
通常、ランニングシューズは40を超えるパーツで形成されている。しかし、ジーポンプ フュージョンのパーツは、シューズ内に空気を送り込む「ザ・ポンプテクノロジー」とシューズを柔らかく覆う「フュージョンスリーブ」、車のタイヤにインスパイアされたという「ジーレイティッド アウトソール」の3つだけ。「空気を抜くとソックスのようにぺちゃんこになる」(ビル・マクニス/リーボック・ランニングカテゴリ統括者)ため、ランニングイベントやスポーツジム通いにも重宝しそうだ。

■その3:25年もの歴史があるテクノロジ−の結晶

今回のシューズを支える「ザ・ポンプ・テクノロジー」(空気を注入し、フィット感を調整する)の技術が生まれたのは今から25年前、1990年のこと。消防の現場で使われていたエアギブスに着想を得て開発され、世界的な大ヒットとなった。錦織圭選手のコーチを務めるマイケル・チャン氏が現役時代、愛用するなど定評がある。従来よりもさらに軽く、柔軟性を増したのが今回の商品だ。

■その4:カラーバリエーションがどんどん増える
2015年3月10日の全世界同時発売のタイミングでは、リーボックのアイコンカラーである「シトロン」の他、赤×黒、黒×黒(Men'sのみ)、グレー(Women'sのみ)が発売(価格は1万3932円)。3月21日にはNYのグラフィックアーティスト、STASH(スタッシュ)とのコラボレーションモデルを発表予定。さらに、「5月、7月、8月とどこまで続くのかというぐらい、いろいろなカラーが出る」(八木稔/アディダスジャパン・リーボックマーケティング事業本部ヘッドオブビジネスユニット ランニング/アウトドア)のだとか。

■その5:移動型ランニングステーション(期間限定)がオープン

「ジーポンプ フュージョン」発売にあたって、移動型のランニングステーションが六本木ヒルズ66プラザにオープンする。3月10日〜3月15日までの期間限定で本商品をいち早く試せるほか、毎日異なるランニングイベントが開催される。例えば、3月11日(水)はランニングに加えて、朝ヨガや管理栄養士によるからだバランスチェック、格闘家・山本“kid”徳郁との格闘技チャレンジを実施。13日(金)には音楽を持ち運びながら都内を走る「ミッドナイトラン」、15日(日)は六本木初のフォトロゲイニング(地図をもとに写真撮影しながら、得点を集めるというランニングイベント)が開催予定。

毎年のことながら、気温が春めいてくると、運動しなくちゃ……と気持ちがせき立てられる。三日坊主の恐れがあるからこそ、形から入る! 楽しそうなイベントがあるものを選ぶというのも一案だ。たぶん、きっと!
(島影真奈美)