15周年を迎えた情熱大陸フェスの大阪公演が7月30日(土)に万博記念公園もみじ川芝生広場にて開催。12組のアーティストが6時間に渡って熱いパフォーマンスを繰り広げた。


葉加瀬太郎の乾杯!を機にスタートしたイベント、オープニングは3度目の出場となるMay J.。広い会場に響き渡るレリゴーは今や情熱大陸フェスの風物詩となった。葉加瀬太郎はこの暑いのに、映画『アナと雪の女王』の雪だるまのオラフ姿で登場しMay J.をサポート。客席から大喝采を浴びた。

3回目の参加ながら、すっかり情熱大陸フェスのお客さんに愛された感のあるmiwaは、小さな体に大きなフライングVを抱え元気いっぱいに歌う。昨年秋、放送のドラマ『コウノドリ』の主題歌「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」を歌い出すと広い会場がどっと湧く。
カントリー調の最新シングル「Princess」ではmiwaはマンドリンと葉加瀬のヴァイオリンが絶妙なハーモニーを響かせた。

情熱大陸フェス10回目の出演となる藤井フミヤは、なんと「TRUE LOVE」でスタート。最新アルバム『大人ロック』収録曲を混じえ、後半は葉加瀬も参加。このふたり、6日前にも福岡・護国神社のイベントで共演しており、息もピッタリだった。

ナオト・インティライミがステージに登場すると場内は総立ちとなり、大きな声援が送られる。昨年末には京セラドームで単独公演を行うほど、大阪では人気が高く、葉加瀬と並ぶ情熱大陸フェスのお祭り男。
前週に放送された27時間テレビの100曲マラソンのエピソードを披露するなど、トークが弾みすぎて歌の時間がドンドン少なくなってくるほど。初参加(2011年)の際はオープニングに出演したナオトも、4回目の今回はトリ前。「今はこんな時間(の出演)になって、本当に大きくなったね!」と葉加瀬もナオトの成長を喜び、後半はチェロの柏木弘樹も加わり、一挙に盛り上がっていった。

そしてオオトリは葉加瀬太郎。番組『情熱大陸』のエンディング曲「エトピリカ」から始まり、8月3日にリリースされる新アルバム『JOY OF LIFE』収録曲をじっくりと披露。パーカッションのリズムが鳴り響くと、広い会場は高揚感に包まれる。
「最後はもちろん! 情熱大陸フェスの15周年はこの曲で祝いたいと思います!」とサンバ調にアレンジされた「情熱大陸」の熱すぎる演奏で6時間に及んだ情熱大陸フェス大阪公演を締めた。

続く東京公演は8月27日(土)に夢の島公園陸上競技場で開催。この日参加したアーティスト(miwaは大阪のみ)に、SING LIKE TALKING、家入レオ、山内惠介らが加わる。

≪『情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'16』大阪公演/主な演奏曲目≫
May J.:Let It Go-English ver.- with 葉加瀬太郎、美女と野獣 with 葉加瀬太郎&Chris Hart、他
清木場俊介:蜉蝣~カゲロウ 他
カサリンチュ:OPENING(WE WILL ROCK YOU)、他
押尾コータロー:Big Blue Ocean with 葉加瀬太郎・柏木弘樹、他
Kalafina:Storia、他
LE VELVETS:'O SOLE MIO、他
miwa:ヒカリヘ、360°、あなたがここにいて抱きしめることができるなら、Princess with 葉加瀬太郎、君に出会えたから with 葉加瀬太郎
藤井フミヤ:TRUE LOVE、GIRIGIRIナイト、他
新山詩織:恋の中、他
ナオト・インティライミ:Overflows ~言葉にできなくて~ with 葉加瀬太郎・柏木弘樹
葉加瀬太郎:エトピリカ、情熱大陸、他

≪イベント情報≫
【15th Anniversary 情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA'16】
8月27日(土)東京:夢の島公園陸上競技場
出演:
<BONANZA STAGE>
葉加瀬太郎、藤井フミヤ、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、清木場俊介、May J.、Kalafina、ナオト・インティライミ、家入レオ、クリス・ハート、山内惠介
<JOUNETSU STAGE>
カサリンチュ、LE VELVETS、新山詩織 

◆情熱大陸フェス オフィシャルサイト