アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプが当選したことにより日本でも彼の動向や国の成り行きが注目される。選挙結果が出る直前までは民主党のヒラリー・クリントン元国務長官が接戦を制するという大方の予想だったが、それを覆す結果に米国はもちろん世界中が騒然となった。
そんななか米テレビアニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』が16年前に「トランプ大統領就任」を描いていたことが話題になっている。

2000年3月に放送されたアニメ『ザ・シンプソンズ』の“Bart to the Future”はシンプソン家の長男・バートが30年後の未来を見ることとなる。そこでは成人した妹のリサが米国初の女性大統領となり、前大統領のトランプによるひどい政策の後始末に苦労していたというものだ。この“Bart to the Future”は今年の1月にYouTubeで公開された『10 Times The Simpsons Predicted The Future』(シンプソンズが未来を予測したベスト10)で「エボラウイルス」や「9.11 アメリカ同時多発テロ事件」などが予見されたとするなか「NO.1」に「ドナルド・トランプ」として選ばれた。

川崎希の夫・アレクサンダーの妹・タマラが11月10日、『タマラ オフィシャルブログ「タマラのSWEET LIFE」』にて「ブラジルで話題になっているこの絵なんだけど~」とその“Bart to the Future”でトランプ大統領が登場するカットを公開している。彼女はブラジル在住なので現地でもトランプ当選が一番のニュースなのだろう。
そこにはポルトガル語で「預言者のノーストラダムよりもシンプソンこそが未来を見れる」との趣旨が書かれている。

実業家として知られるドナルド・トランプ氏は、以前民主党員やアメリカ合衆国改革党に所属しており2000年の大統領選に立候補を試みて断念している。“Bart to the Future”はその頃のトランプを皮肉ったものと思われるが、作者も16年後の現実は予想しなかっただろう。ただ『ザ・シンプソンズ』が他にも数々の出来事を予見しているだけに、アニメ通り「トランプ大統領の」次の大統領が彼の後始末に困ることにならなければよいが。


出典:http://ameblo.jp/bonbon-tamara
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉