ここ数年、不況のマット界で“ひとり勝ち”の状態だった老舗団体「新日本プロレス」だが、ここに来て下り坂に差しかかってしまったようだ。

「今年1月に新たなビジネス展開をしていくべく、福山雅治ら大手芸能プロのアミューズと業務提携。

しかし、これまで人気を支えていた主力レスラーの中邑真輔、AJスタイルズ、カール・アンダーソンらが続々と米の世界最大のプロレス団体・WWEと契約してしまった。相次ぐ主力選手の離脱で魅力的なカードが大幅に減ってしまったため、今後のビッグマッチはチケットをさばくのが苦しくなりそう」(プロレス担当記者)

 そんな現状打破というべきか、もしくは苦肉の策ともいうべきか、4月の両国大会では内藤哲也がオカダ・カズチカからIWGPヘビー級王座を奪還。同王座初戴冠となり、今後、しばらくは新日本のエースとして君臨することになりそうだが、数年前にはすでに不倫スキャンダルが発覚していたというのだ。

「レスラーは人気商売なのプライベートをあまり明かさないが、内藤も同様で、実は07年に結婚して子どもが1人いた。ところが、12年の年明け早々、某ゴシップサイトで複数の女性と不倫関係にあったことが証拠写真とともに発覚。少なくとも4人の女性と不倫関係にあった。
当時から、ホスト風情のイケメンで女性にはよくもてたようだが、まったく無名だっただけに話題にならなかった。しかし、新日といえば、かつて棚橋弘至が二股をかけていた女性に刺され事件化してしまったこともあり、神経質になって内藤の記事を削除させるなど“火消し”に走った。今年は正月から不倫スキャンダルが相次いでいるが、今や新日本の看板を背負う立場になっただけに、不倫相手の“告発”がないか関係者は危惧しているようだ」(同)

 ちなみに、12年の内藤は下半期にケガで長期欠場。翌13年はG1CLIMAXに出場し初優勝を遂げただけに、12年は今や新日のエースとなった内藤にとっての“黒歴史”となりそうだ。