共演者キラーといわれる女優・石原さとみを、事務所関係者が徹底ガードしているという。

 石原は10月からスタートのフジテレビ月9ドラマ『5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~』で山下智久と共演するが、ほかの出演者である速水もこみちジャニーズJr・長妻怜央らイケメン俳優に囲まれる中で、事務所関係者が連絡先すら交換させまいとしていたというのだ。



 ドラマ関係者によると「表向き『ジャニーズが厳しいから』ということを理由に、石原サイドの関係者がお互いの楽屋に入り浸らないよう通達していたり、石原さんがトイレに行くときもドアの前に立って、撮影の合間の雑談にまで立ち会っている感じで、何か異様だった」という。

 石原はこれまで、共演者とのウワサが絶えなかった“肉食”女優だ。松本潤ほか、佐藤健小栗旬生田斗真ら、ドラマなど仕事で共演するたびに交際のウワサが持ち上がってきた。実際、石原本人も恋人役になった共演者については「その一瞬は、すごい好きなんです。ドキドキもするし、会いたくてしょうがない」と、撮影中にマジ惚れしてしまう性癖を吐露しているほど。

 昨年、週刊誌記者がインターネット番組で暴露したところによると、石原は舞台『ロミオとジュリエット』の打ち上げでも役作りが解けず、スタッフの目前で共演者の佐藤健とキスしていたという。
また、同記者は「石原は『友達としてなら』という条件で気軽に連絡先を交換したり、飲み会に足を運ぶので、相手が勘違いしやすい」と、石原のガードの甘さも一因のようだ。

 そんな石原が今回のドラマで演じるのは、「人生最大のモテ期」が訪れる英会話講師役。石原自身はこれを「棚からぼた餅みたい」と笑ったが、当然ながらそのマジ惚れ癖が危ないとみられ、中でも警戒感を強めていたのは相手役の山下のファンたちだ。石原の「月9ドラマ(主演)はデビュー当時からの夢だった」という発言には「いつも以上の入れ込みようだから、山Pが食べられてしまう!」といった声も上がっていた。そうした空気を察知したのか、石原サイドがやたら神経質になっていたわけだ。

「撮影前の顔合わせからピリピリしていて、番組宣伝用の撮影でも、撮り終わるとスタッフが間に割って入っていたんです。
あまりに石原のスタッフが配慮しようとするので、山下が小さく『口説かねーよ』ってつぶやいたほど」と前出関係者。

 ただ、スタッフが神経質になっていたのは「石原が、やたら肉食とか小悪魔とかいわれるイメージを払拭したい狙いがあってのこと」と話す芸能プロ関係者もいる。

「結婚秒読みといわれた長谷川博己鈴木京香の関係が怪しくなった原因が、長谷川と映画『進撃の巨人』で共演した石原のせいだとかマスコミに書かれ、事務所のトップが『どうにかしろ』と指示したらしい」(同)

 毎年、番組改編の季節になると、とってつけたかのような共演者同士の“宣伝ゴシップ”が出ることは多いが、今回はそれもNGになりそうだ。
(文=ハイセーヤスダ)