ミュージシャンで大の愛猫家としても知られる坂本美雨。彼女のInstagramが「感動しました」「涙が出てきます」とのコメントで溢れている。
7月27日に生まれたばかりの坂本の長女を、飼い猫“サバ美”はこれまで遠くから見つめるだけであった。坂本もサバ美の気落ちを優先して静かに見守っていたが、ついに赤ちゃんに寄り添ってくれたのだ。

3週間ほど前の『坂本美雨 miu_sakamoto Instagram』には、出産を経て退院し自宅に戻ったばかりの坂本美雨がサバ美を抱いている写真がある。「サバの目線は、得体の知れないいきもののほうへ…」とのコメント通りサバ美はしっかりと目を見開き一点を見詰めており、警戒感と緊張が写真からも十分に伝わってくる。

それからのサバ美は常に一定の距離を保ち、決して坂本美雨の長女には近づこうとはしなかった。もちろん威嚇などはしない。
赤ちゃんがクーファンやソファーに寝かせられている時は、いつも窓際などの上からじっと見詰めていた。

それでもゆっくりと少しずつ、サバ美は赤ちゃんとの距離を縮めていく。クーファンのすぐ近くで毛づくろいするなど、赤ちゃんの存在になれてきた様子が日々のInstagramの写真からも分かった。そして長女が誕生してから28日目、その日は突然にやってきたのだ。

25日の坂本のInstagramによれば、ぐずっている長女をあやしながらソファーに座っていると、少し離れたところにいるサバ美と目があった。抱いて欲しそうだったが、坂本は手が離せない。
すると彼女の足元に来たサバ美は、坂本の膝にそっと手をかけると一瞬だけ赤ちゃんをブランケットの上から“フミフミ”したのだという。そしてソファーに上り、坂本の横にピッタリとくっついてきたそうだ。こんなにも赤ちゃんのそばに来たのは、初めてだったとのこと。「私に大事な存在ができて、サバに触りたくても物理的に手を離せない時に、それを分かって彼女のほうから歩み寄ってくれた」とその優しさが嬉しかった坂本は、しばらく涙が止まらなかったらしい。

坂本が出産してから、Instagramでずっとサバ美を見守ってきたフォロワーからもたくさんの感動の声が届いている。「優しい優しいサバちゃん、私も泣きそうです」「サバ美ちゃんの気持ちにウルウル」「仲良し姉妹になってくれそうですね」と皆、我が事のように大喜びである。
坂本は今回の出来事を「私たちの間の、節目になった気がする」と、サバ美との結びつきがより深くなったことを実感しているようであった。

※画像は『坂本美雨 miu_sakamoto Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)