元フジテレビアナウンサーでタレントの有賀さつき(49)が、6日に放送された『解決!ナイナイアンサー2時SP』(日本テレビ系)に出演し、06年に離婚した同局の解説委員・和田圭氏(62)との結婚について「子どもができたから」「結婚直後から仮面夫婦だった」などと衝撃の告白をした。これにネット上で「子どもの気持ちを考えろ」といった大ブーイングが巻き起こっており、大批判にさらされている。



 1989年に和田氏がキャスターを務めていたニュース番組に有賀が出演したことをきっかけに二人は出会い、有賀が92年に同局を退社した後も交流を続けて2001年から交際に発展。交際中から「思うところあって離れた方がいいかな」と思っていたという有賀は翌年に別れを切り出したが、その二日後に妊娠していることが判明。「子供ができたから結婚しよう」「刑務所に入る覚悟で結婚しよう」と決断し、02年3月に和田氏とデキちゃった結婚した。

 だが、結婚は間違いだったのではないかという気持ちから「毎日吐いて、毎日痩せていく。臨月がつわりまで続いた」と苦しみ続けたという。つわりが酷かったために一人で実家に帰り、一緒に暮らしたのは臨月になってからだったが、同居後も「私は一人で寝るのが好きなので一人で寝かせてください」と寝室を別にしていた。


 番組的には有賀が「子どものために本意ではない結婚をした」という悲劇の女性のように扱われ、彼女自身も「被害者」であるかのような口ぶりに終始した。だが大半の視聴者の印象は全く違うものであり、ネット上には以下のような厳しい声が殺到している。

「母親としておかしくねーか、子どもが聞いたらどう思うか考えろ」
「これ、子どもに『あんたのせいで仮面夫婦になったのよ』って言ってるようなもんだろ」
「子どもが可哀想。死ぬまで秘密にしとけよ」
「今さらこんな暴露話をしてまでテレビに出たいのか」
「別れようかどうか考えているような時期に避妊なしって...」

 有賀と和田氏の間に生まれた長女は現在12歳。最も多感な時期といえるだろう。離婚後は有賀がシングルマザーとして長女を育てており、それ自体は非常に立派なことであるが、母親が「子どもができたから仕方なく結婚した」などとテレビで告白したら長女にどのような影響があるか心配になる。


「有賀は局アナ時代から奔放なタイプで知られ、フリー転身後の95年に既婚者の大手芸能プロ幹部と不倫騒動を起こしている。自ら『遊び人が好き』とも公言していましたが、なぜ局の解説委員を務める和田氏のようなお堅い男性と結婚したのか業界内で不思議がられていました。妊娠したからといわれれば納得ですが、離婚から約10年も経って暴露する意味は『メディアで話題になるため』以外にない。近年、人気女子アナが相次いでフリー転身したために一昔前の世代である有賀は需要が低下し、メディア露出が減っていた。だからこその話題づくりだったのでしょうが、子どもをダシにするかのような無神経さでは批判されるのも仕方ないでしょう」(芸能関係者)

 この暴露をきっかけにして新たな仕事につなげる目論見があったのかもしれないが、今のところイメージダウンするばかりで全く共感されていない状況。近年は「理想のシングルマザー」としてメディアに登場することが増加し、子育てに関する講演活動などもしていた彼女だが、どうやら化けの皮がはがれてしまったようだ。

(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)