フリーアナウンサーの夏目三久が、4月から古巣である日本テレビ『真相報道バンキシャ!』のキャスターを務めることが報じられた。写真流出騒動で同局から追い出された格好の夏目だったが、2年ぶりの復帰には、ある人物の後ろ盾があったようだ。
夏目は2009年、写真誌にベッド写真が掲載されるというスキャンダルに見舞われた。交際相手とみられる男性との2ショット写真、さらにコンドームの箱を手に笑顔を見せる衝撃の1枚も掲載された。その後は、レギュラー番組を降板となり、11年に同局を退社している。
「流出騒動が降板や退社の原因になったことは明らか。退社の時期には、夏目のデスク上に流出した写真が置かれたりと、さまざまなイジメが発生したなどと報じられていました。結局のところフリー転身は、日テレが『守ってくれなかった』ためといわれており、フリー転身後には、日テレ直々のオファーを、夏目が蹴ってしまったという事件もありました」(週刊誌記者)
その後は大手芸能プロに所属し、『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)をはじめとするバラエティ番組で活躍をしてきた夏目。
「夏目の実質的な後見人となっているのは、“芸能界のドン”ことバーニングプロダクションの社長なんです。夏目は独立に際して、同じく元日テレアナウンサーだった羽鳥慎一も所属する宮根誠司の事務所・テイクオフを頼った。宮根とドンの親密関係は有名で、羽鳥が日テレを退社した直後に他局でMCを務めたことも、すべてはドンの取り計らいだといわれています。夏目に関しては、日テレへの配慮の意味などもあって、調整の末に別事務所に振られたということのようです。古巣での復帰も、ドンからのゴーサインが出たためでしょう」(芸能プロ関係者)
女子アナのフリー転身後は、多数の元女子アナが所属するセントフォース、またその系列のフォニックスへの移籍が鉄板とされていた。
「しかし今後は、テイクオフ経由でバーニング系列へという流れがスタンダードになっていくのかもしれません。羽鳥や夏目は日テレ出身ですが、実は昨年TBSを退社した青木裕子も、テイクオフにいろいろと相談をしていました。そして今年になって、スポーツ紙でバーニング系列のレプロエンタテインメントへの移籍が報じられたんです」(同)
テイクオフはスネに傷持つアナウンサーの駆け込み寺となってしまうのか――。
※『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)HPより