(ジェネオン エンタテインメント)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!
「マツケンサンバ」でのブレーク以降、テレビやCMなどで3枚目キャラも演じるようになった俳優の松平健。その妻で元女優の松本友里さんが11月15日、4歳の子どもを残して、自宅で首吊り自殺をするという非業の死を遂げた。
松平は「(友里さんは)子育てや母の介護を完璧にこなそうと取り組んだ結果、パニック障害、不眠症、うつ状態を引き起こしました」とコメント。「いい医者にめぐり合わなかった」とも語っている。
筆者にも、パニック傷害と10年以上戦っている息子がいる。
確かに、いい医者にめぐり合うのは難しい。だからこそ、家族の協力が必須だ。友里さんの体調が悪化した時、夫の松平が常にそばにいて、治療の協力をしていたら、自殺に追い込むことはなかったのではないかと思わざるを得ない。
しかし、松平を知る筆者からしてみると、治療への協力云々以前の問題と思ってしまう。松平は結婚生活に不向きな男ではないかということだ。
松平がテレビ朝日系の『暴れん坊将軍』で時代劇スターとしてブレークした頃、彼は東京・五反田のマンションに住んでいた。
一緒にいて分かったが、彼はホモだった。だから、Nさんとは同棲というより、彼女に部屋を提供していた関係だったのだ。
翌年、松平は『暴れん坊将軍』で共演したことがある友里さんと再会、すぐに再婚した。松平の性的嗜好を知るだけに、これも"偽装結婚"にならなければいいがと危惧したが、05年に長男が誕生、松平の子煩悩ぶりを見て、ホッとした。しかし、松平は仕事を理由に家を空けるというスタンスは変わらなかったようだ。
松平の現在の性的嗜好は分からない。もちろん、同性愛者を差別するつもりなど毛頭ない。だが、自身のそうした嗜好を押し隠して結婚することで、相手を不幸にすることは許されない。松平の場合はどうだったのか? 今年8月に元モデルの野田舞衣子さんと電撃入籍した人気俳優の織田裕二。彼も"ホモ疑惑"が囁かれていた。
(文=本多圭)
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