超特急 ライブの中でダンスや歌をしっかり見せたいし、届けたい/インタビュー2

■超特急/『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。 in Wonder Land』インタビュー(2/4)

――インタビュー1より

もともと、たたき台はあったけど、7人で作り直したんです(カイ)

――カイさんはオオカミ、タクヤさんはペンギンに。
それぞれの動物はどうやって決めたのですか?

カイ:自分で何になりたいか決めました。

リョウガ:僕以外はそうですね。特にこれになりたいというのがなかったので、スタッフさんにお任せしたら、鶴に。決まりごととして冬に活動する、寒いところに住む生き物というのがあったんですよ。

コーイチ:それで僕はシロクマがいいなと。

ユースケ:寒いところに住む動物ってことで、僕は北海道とかにいるエゾシカを選びました。
見たエゾシカが可愛いかったんですよ!

タクヤ:僕はペンギンくらいしか浮かばなくて、ペンギンで知ってるのは皇帝ペンギンだけだったんです。

カイ:結果、なんとなくその人っぽい動物になってるかもね。

リョウガ:ユーキはどの辺がキツネっぽいんですか?

コーイチ:普段からこんこん言ってるとか(笑)。

ユーキ:そんなこと言ってないよー!
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――ですが、映像を見る限りMCで「~~コン」と言ってましたが?

ユーキ:は、はい……。

カイ:後から恥ずかしいやつだ(笑)。

ユーキ:何にでも化けちゃうとか、そういう意味もあります。


リョウガ:それにしても、どうしてわざわざ新たに動物になったんだろう。

カイ:今さら、そもそもの話する?

リョウガ:「Dramatic Seven」ですでに別の動物だったのに、と思って。

コーイチ:そうやな。しかもタカシは、クリオネやから(笑)。

カイ:絶対にクリオネやりたいって言ってたよね。そのせいで、一人だけ衣装がメイドさんみたいになってる(笑)。


タカシ:寒いところに住む生き物で、僕はクリオネが1番可愛いなと思ってたんです。だから単純に興味もあったし、クリオネの衣装とか着てみたいなーみたいに思ってたんですよ。だから、ああなるとは(笑)。

リョウガ:本来はすごいちっちゃい生き物なのに、ひときわデカかった(笑)。

――作り込まれた世界観を魅せるライブでしたが、セットリストは組みやすい? それとも難しかった?

リョウガ:このライブは難しかったですね。

カイ:いろいろと話し合いを重ねる中でメンバーがイチから考える方がいいんじゃないかってことになりました。


タクヤ:たたき台はあったけど、7人で作り直したんです。僕らとしては、年末のライブだから1年間の集大成を8号車さんに見せたいという思いも強かったので、僕らがセットリストを組んだ方がいいねってことになりました。
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カイ:たたき台のセットリストも、ライブの流れとしてはそれはそれできれいだったんですよ。でも、年末の特別なライブという位置付けで考えると、もうちょっと違うことがやりたいねってことになりました。

コーイチ:そうやな。たたき台でいただいた内容は、もうちょっと笑いに包まれるようなものだったんです。
でも僕らはメインダンサー&バックボーカルグループだから、ライブの中でダンスや歌をしっかり見せたいし、届けたい。そのギャップを埋めるには、僕らから提案したほうがいいと思いました。

リョウガ:あははははは(と、急に笑い出す) タクヤ、どうした?

――どうしたんですか?

リョウガ:タクヤがお菓子を見つめたまま全然食べないんです(笑)。

タクヤ:あ……。食べたいなと思って手に取ったけど、(取材中だし)今じゃないなって。

コーイチ:(笑)。
自分たちの本質をもっと8号車さんにきちんと見せたかったんです。

リョウガ:芝居のところも、結構僕らから意見やアイデアを出していきました。最初はそこもバラエティ色が強かったんですよ。だけど、それまで激しく踊ったりクールに見せていた僕らが急にコミカルになるのは変かなと。やるなら思い切っりかっこつけてやったほうがいいんじゃないかと思ったので、最初からバラエティっぽさを出すんじゃなくてラストのボスをボコボコにするところだけで十分だねって話になりました。

カイ:けど、そこでリョウガは(コミカルな)ツルのポーズか何かやってたよね(笑)。

ユーキ:白鳥じゃない?

リョウガ:(笑)。あそこは思い切りバラエティだね。でも他は、個々が目一杯頑張ってたし、カッコよくキメてました。まあ、特典映像を見る限りはリハーサル風景は頑張ってるというよりはワチャワチャして楽しそうですけど(笑)。

コーイチ:楽しく真剣に。殺陣は練習でも真面目にやらないと怪我をする危険性もありますからね。そこは気持ちを切り替えてやってました。

ユースケ:本当にコーイチの言う通りです。殺陣のリハーサルは木刀でやるんですが、本気になりすぎて練習相手に当ててしまったんです。大事には至らなかったけど、それ以降は殺陣をやるのが怖くなりました。でも本番ではやり切るしかないので、全力で挑みました。

ユーキ:大変だったといえば、メッセージカードを手書きするのは時間をかけたよね。

カイ:1人で2500枚を書きましたからね。僕は時間かけて丁寧に、少しずつ書き溜めていきました。

コーイチ:大変だったけど喜んでもらえたからいいよね。
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――リハーサル風景が収められた特典映像はリョウガさんが一人語りでナレーションしていますね?

リョウガ:はい。なんとなく話すことの目安みたいなものはあるんですが、ほぼ自由に話していいよって感じでした。

カイ:さすが!(全員で拍手)

コーイチ:(ポツリと)途中、間違えてたけどな(笑)。

リョウガ:(笑)。ユースケとカイが剣を振るところでちょっと間違えたんですが、そのまま使われちゃいました。対象がメンバーだから好きなことを言っても許されるのかなって安心感もありましたね。

タクヤ:今後も続くんじゃない?

リョウガ:いやいや、「うるさいからリョウガの声消したい」って言われるかも(笑)。

タクヤ:だったら、オフ機能も付ける?

リョウガ:(笑)。そうなったとしてもめげずに続けたいですね。うるさい人はミュートにしてください。

タクヤ:逆に音声だけっていうのも面白いね。

リョウガ:それ、特典映像の意味ないよ。バカじゃないの(笑)。

――インタビュー3へ

≪リリース情報≫
Live Blu-ray
『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land』
2017.09.20リリース
ZXRB-3024 / ¥6,944(税抜)
※三方背ケース / デジパック / 40Pブックレット


≪ライブ情報≫
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning】
2017年12月24日(日)千葉・幕張メッセイベントホール
2017年12月25日(月)千葉・幕張メッセイベントホール
2017年12月27日(水)神奈川・横浜アリーナ
2017年12月30日(土)愛知・日本ガイシホール
2018年1月6日(土)大阪・大阪城ホール

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