超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

■超特急/『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。 in Wonder Land』インタビュー(1/4)

デビュー5周年を迎え、日本武道館で記念のワンマンライブや異種格闘技戦とも言える5夜連続の『超フェス』を開催するなど、猛スピードでこの夏を駆け抜けた超特急。
先日の『Girls Award 2017 AUTMUN/WINTER』では、メンバーがモデルとしてランウェイを歩いたほか、全員でパフォーマンスを披露。音が出ないという大ピンチも見事に乗り切り拍手喝采を浴びた。そんなステージ度胸が満点で、見るものを魅了する超特急の魅力が詰まった映像作品『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。 in Wonder Land』が満を持してリリース。ライブにかける強い思いやMCで見せた涙のワケを赤裸々に語ってくれた。
(取材・文/橘川有子)

ユースケの頭をポンポンするのは名シーン(コーイチ)

――この夏も大活躍でしたね。
特に印象に残ったり、刺激を受けたことはなんでしたか?

ユーキ:フェスとかアウェーの場所で、どう結果を出せるかを考えさせられました。夏だったらスイカとか、些細なことかもしれないけど他のアーティストさんがやらないようなことに挑戦して、どの会場でも盛り上げられる自信を手にすることができましたね。
超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

コーイチ:5周年記念の『超フェス』はすごい刺激をもらいましたし、アーティストってすごいなと思わされました。バラエティ番組で一緒になったりとか個人的なつながりのある方も出てくださったんですが、どんな理由にせよ皆さんが「こんなに本気になってくれるの?」って驚くくらい力を注いでくれたんです。それを見て感動したし、8号車が大半を占める会場でも、その人たちの空気に持って行っているのを目の当たりにしました。自分たちもこうじゃなきゃやる意味がないなと思いましたね。
これまであまり他と交流する機会がなかったけど、僕らも他のアーティストさんのファンを振り向かせるくらいの力をつけなきゃいけないなって思いました。

カイ:お笑いからピアノトリオバンドまでいろんなジャンルの方とご一緒して、それぞれと組むとこうなるんだなって新鮮な驚きがありました。8号車も今まで観たことがないバンドのライブを観たり、バンドのファンの方も超特急のライブを楽しんでくれたと思います。これをきっかけにファンの交流というか、たとえばWEAVERさんのライブに8号車が観に行ったり、逆の現象も起きたらいいですね。
超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

――昨年のクリスマスイヴに国立代々木競技場第一体育館で開催した『愛す。in Wonder Land』の映像集がリリースされます。
今振り返ると、どんなライブだったと?

タカシ:こうして時間が経ってみると、あのアリーナツアーが超特急の5周年に差し掛かるライブだったんだなって。演出面もいろいろチャレンジがあって、出だしのセンターステージからの登場はすごくテンションがあがりましたね。

タクヤ:超特急らしいハチャメチャなライブになったんじゃないかと思います。衣装もすごくこだわって、ハンドメイドしていただいたんです。リハーサルなどを重ねながら、スタイリストさんと「ここはもうちょっとこうした方が動きやすくなります」と僕らからも提案したりして。手間はかかったけどその分超特急らしさが出たと思います。

超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

――8号車さんへの愛とサービス精神にあふれた内容でしたね。

タクヤ:はい。あのライブは特に感謝を伝えることが大きなテーマでした。ライブの作り方もそれまでの超特急のライブとは違って、終盤にかけてしっとりして心が温かくなるような流れになってました。そこは新しい一面を見せれたんじゃないかと。

ユーキ:初めて新曲でそれぞれのソロを披露できたんですが、テーマに合わせた表情などにもこだわって表現できたと思います。
メンバー個々の人間性とか、今まであまり見せられなかった内面的なところがパフォーマンスに現れているような気がしますね。なので、Blu-rayでもそこに注目して見てもらいたいです。

リョウガ:ユーキは「BeastySpider」の演出で特にこだわってたよね?
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ユーキ:初めて音を作る段階から関わらせてもらいました。全体的な振りの抑揚、激しいポイントや優しくするところを考えてそれを共有して……最終的には1曲の振りになっていきました。振り付けが終わったら、今度はVJ、映像で曲の世界観を表現したものを見せていただいて、それに対して僕からアイデアやリクエストを出してブラッシュアップしていったり。照明に関しても暗さや明るさについて調整させてもらったり。
細部にわたって演出に携わらせてもらったので、自ずと熱が入りましたし、それがいいパフォーマンスにつながるといいなと思います。

コーイチ:僕は……、個人的なことになりますが、「Peace of LOVE」でユースケがうるうるしているところに(歩み寄り)頭をポンポンするのは名シーンだなと思ってます(笑)。

全員:拍手&笑い

ユースケ:あのときはありがとう! 全体的にエンターテイメント性が強く、超特急の緩急がつくようなライブができて、より超特急らしさが強く現れるライブができたなって思って、感極まってしまいました。
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カイ:僕もライブ全体の話になるんですが、「Dramatic Seven」からの流れがあったので、世界観が強いものになったと思います。初披露する曲も多かったので、どんな反応になるか分からなかった。「LIBIDO」も見て楽しむのか参加するのか、僕らも8号車さんも反応が読めなかったよね。

ユーキ:うん。前振りがあってから入る曲だから特に、どこで入ればいいのって8号車さんが戸惑ってたかも。

カイ:「来るのかな?」って待ち構えつつ、リョウガのセリフ待ちみたいな状態で。その姿がなんともかわいらしかったですね。「神様」って言った瞬間に、わーっとなって。

リョウガ:僕は今回のリリースにあたって、映像を改めて見直したんですが、全体的にシュールだなと(笑)。ライブそのものもそうですし、女装したメンバーと抱き合う某鉄道会社のCMのパロディ映像もそうだし。
超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

――女装してみた感想は?

タカシ:今までにない大人っぽい感じの女装で、かつレトロスペクティブな雰囲気が気に入りました。メンバーからは、女性にしてはデカイって言われましたが(笑)。

ユースケ:僕の場合は、顔の骨格とかもゴリゴリしているのでどう変装してもやっぱり男にしか見えなくて(笑)。でも8号車さんが喜んでくれたら、それでいいです!

リョウガ:とにかくツッコミどころ満載です。オープニングでは全員が動物になってしゃべるところも、冷静に考えたら変だなぁと(笑)。
超特急 クリスマスイヴの代々木を彩った超特急式ワンダーランドが映像化/インタビュー1

ユーキ:その映像にTKOの木下さんが出演してくれましたが、それについては一切触れてないしね(笑)。

コーイチ:雰囲気もひと昔前のゲームみたいだなって思った。

リョウガ:たしかに! 「ビーストウォーズ」みたいだった(笑)。

――インタビュー2へ

≪リリース情報≫
Live Blu-ray
『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land』
2017.09.20リリース
ZXRB-3024 / ¥6,944(税抜)
※三方背ケース / デジパック / 40Pブックレット


≪ライブ情報≫
【BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning】
2017年12月24日(日)千葉・幕張メッセイベントホール
2017年12月25日(月)千葉・幕張メッセイベントホール
2017年12月27日(水)神奈川・横浜アリーナ
2017年12月30日(土)愛知・日本ガイシホール
2018年1月6日(土)大阪・大阪城ホール

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