台湾では星組と花組がそれぞれ2013年と15年に公演し、いずれも盛況となった。また、最近では台北の映画館で東京宝塚劇場の千秋楽の模様が同時中継され、毎回ほぼ満員になるなど、注目が高まっている。
再公演を望むファンの声は、メールや手紙、電話で連日届けられており、村川支配人は「ほかの国ではないこと」と驚く。宝塚や東京の劇場に足を運ぶ台湾人旅行者も増加傾向で、自主的に日本の観賞マナーを学び、広めていく動きもあるという。
次回の台湾公演は早ければ2017年にも実施。2020年の公演も視野に入れている。
(齊藤啓介)