4月に結婚した女優・佐々木希とお笑いタレント・渡部建(アンジャッシュ)の挙式、披露宴の日程にマスコミが注目している。

 2人は2015年4月に女性週刊誌に交際をキャッチされ、今年1月には同棲生活を始めているとも報じられた。

その間、渡部がテレビ番組などで佐々木との交際をネタにされながらも、佐々木は肯定も否定もしない姿勢をとり続けてきた。結婚を発表した4月9日、渡部が出演する生放送の番組内で、佐々木も電話出演し、渡部を「わっくん」と呼んでいることなどを明かし、おやすみのチューについて「たまにするね」と言い、聞かれればなんでも答える勢いで、渡部のほうが「けっこう言うな~『お答えできません』でいいんだから」とラブラブモード全開。周囲もすっかりお祝いムードだった。しかし、事態はそう単純ではなかったようだ。テレビ局関係者は語る。

「渡部さんの所属事務所、人力舎は、タレントのプライベートについては本人任せですが、佐々木さんの事務所トップコートは渡部さんとの交際にも結婚にも快くは思っていません。
実際、結婚を発表した日以降、佐々木さんが公の場で渡部さんとの結婚生活について語る場面はほとんどありません」

 一方の渡部は、9月28日にイベント「生アンバサダー/Rigaosエバンジェリスト就任式」に出演した際、笑顔で「お互い帰ってて、晩酌なんかしてる時は、幸せだなと思います」と新婚生活を語っていた。

「佐々木は渡部と交際している時期、『同棲できないなら仕事は辞める』『結婚できないなら仕事は辞める』などと言って、事務所のいうことを聞かなくなったのです。女性タレントに多いのですが、佐々木は恋愛がうまくいかないと仕事に支障が出るタイプ。こういう子には手を焼きますが、事務所的には辞められるよりは、ある程度譲歩して、精力的に仕事をしてもらったほうがいい。事務所は佐々木の要望をほぼすべてのんだ代わりに、結婚後は家庭よりも仕事を最優先すると約束をさせたのです。渡部はイベントやテレビ番組で佐々木との結婚生活について好き放題に言っていますが、トップコート関係者は『だから芸人と結婚するのは反対だったんだ』と嘆いていました。
そのため、事務所同士も友好的とはいえない状態です」(芸能事務所関係者)

 芸人はしゃべるのが仕事なので、結婚の話題に触れないわけにはいかない。一方の佐々木は女優のため、変な色が付いてしまうのは極力避けたいところなのかもしれない。

「佐々木希は今が人気絶頂期、育ち盛りの女優です。演技力への評判はいまいちですが、現在出演中のHuluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』で“セックス依存症の主婦”という衝撃的な役を引き受け、なんとか地位を築こうとがんばっています。そうした状況のなかで、挙式・披露宴は当分はないでしょう。事務所との約束も堅実に守っているようなので、武井咲のように妊娠という強硬手段に出る可能性もなさそうです」

 多忙な日々を乗り越え、佐々木が幸せな結婚式を迎える日がくることを願うばかりである。

(文=編集部)