観光庁の2017年7ー9月期の訪日外国人消費動向調査によれば、日本を訪れた中国人のうち、初めての訪日だったのは全体の57.4%で、42.6%がリピーターとしての訪日だった。こうしたリピーターの人びとは日本のどのような点を魅力に感じて訪日しているのだろうか。


 中国メディアの千尋生活は16日、中国人にとって「日本旅行が好きになる理由」は数多く存在するとし、そのうちの代表的な理由について紹介する記事を掲載した。

 まず記事が挙げたのは環境の良さだ。日本は空気がきれいで道路もゴミが落ちていないなど清潔で、日本では誰もゴミをポイ捨てしないため、気持ちが良いのだと指摘した。確かに中国では近年、大気汚染が深刻化しており、日本を訪れれば空気のきれいさを実感できるだろう。

 次に挙げたのは日本社会の秩序だ。誰もが自発的に列に並び、割り込みをめぐるトラブルもなく、路上ではけたたましいクラクションの音もほとんど聞かれないと紹介。
中国の路上ではクラクションの音が鳴り響くのが普通であるため、日本は随分静かに感じられることだろう。

 さらに、美食が多いこと、買い物の際に偽物をつかまされる心配がなく、安心してショッピングを楽しむことができること、四季があってそれぞれの季節に違った美しさがあること、中国から近く、子どもや高齢者と一緒の旅行でも安心であることなども日本を旅行で訪れる際の魅力だと指摘。こうした魅力がたくさんあるからこそ、中国人は一度でも日本を訪れるとリピーターとして再訪してしまうことを伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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