京都大の学生サークル「クジャク同好会」が料理レシピサイト「クックパッド」に投稿した創作料理が、あまりにも“ヤバすぎる”とTwitterで話題になっている。京大クジャク同好会は、クジャクを育てて京大のアイドルにすることを目指しているという団体。

グルメ!? なクジャク同好会


同団体が紹介する「深海のアイドル・メンダコの揚げ物」は、もちろん「メンダコ」がメインとして使用される。しかしそもそもメンダコはとても食用向きとは言い難く、味は海水をそのまま噛んでいるようだと表現されるほど。また匂いも相当キツイらしく、「臭くて食えたもんじゃない」と漁師の間では有名なんだとか。クジャク同好会はそんな深海の珍味を、あえて揚げ物として調理したようだ。




掲載されているレシピによると、用意する材料はメンダコ数匹と多めの油のみ(10人分)。調理方法もメンダコを揚げるだけと、いたって簡単。ちなみに料理のコツやポイントとして、「体の中に大量の水分を溜め込んでいるので、油断しているとやられる」とも書かれていて、調理中の火傷には十分注意する必要があるようだ。レシピの生い立ちの項目で、「京大のアイドルを目指すクジャクのライバルである深海のアイドルを食べて優位にたちたかったから」と、今回のレシピの発明秘話を明かしている。

クジャク同好会による幻レシピとは…


京大クジャク同好会のTwitterには、クックパッド側に掲載を非公開にされた幻のレシピも載せられている。「かわいそうなうな子(ピザ)」と題されたレシピは、絶滅危惧種であるニホンウナギを使ったもの。同好会では以前、“うな子”と名付けたニホンウナギを飼育しようとして失敗。そして瀕死になったうな子をピザと一緒に焼き、そのレシピを「かわいそうなうな子(ピザ)」として掲載(しようと)したらしい。

ウナギを調理する時には、しっかりと血抜きなどの処理をすることが重要。クジャク同好会もレシピ上で、「血抜きがしっかりできてないとまずい」と釘を刺している。調理のコツとしては、ウナギを食べるか飼育するか早めに決める必要があるとのことで、「死にかけたウナギはこれまで食べた魚の中で一番まずかった」と明かしていた。

京大クジャク同好会のクックパッドのページでは他にも、「血の池地獄風スープ」「シュールストレミングを美味しく食べる」といったユニークな料理が掲載されている。