東京都調布市に存在するマンモス団地、多摩川住宅を忠実に再現したアクションRPGブラウザゲーム『団地アート・オンライン』の開発動画がネット上で話題になっている。

忠実に再現された多摩川住宅


多摩川住宅とは、高度経済成長期真っ只中の昭和41年(1966年)に建てられた鉄筋コンクリート造りの団地。多摩川のほとりで都心にも近い好立地が魅力で、当時のサラリーマンの憧れとなり、天皇陛下も皇太子時代に視察に訪れたそう。


今回公開された『団地アート・オンライン』の開発途中の動画には、プレイヤーが操作するキャラクターが多摩川住宅内を走り回る様子が映されている。実際に団地内にある渦巻状の遊具や廊下、部屋の一室、駐車場なども忠実に再現されており、「ここまで忠実とは驚き!」「団地に住んでる人にとって、これは夢のゲームだww」と期待が高まっている様子。動画内には昼・夕方・夜の時間も存在しており、それぞれのプレイ画面も確認できる。

『ソードアート・オンライン』とは…関係はない


このゲームのネーミングから、仮想大規模RPGゲームをモチーフにしたアニメ『ソードアート・オンライン』を連想する人も多いよう。同アニメは、仮想大規模RPG「ソードアート・オンライン(SAO)」という、クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは現実世界での死を意味する究極のデスゲームに身を投じることになった主人公を描いたもので、もちろん『団地アート・オンライン』とは全く関係がない。

しかし「まんま『ソードアート・オンライン』じゃねえかww」「『ソードアート・オンライン』感が否めねぇわwww」「てか、ゲームの名称大丈夫か?」といった声もアニメファンから上がっている。


まだ開発途中ではあるが、同ゲームのビルドをプレイすることも可能。既にプレイした人からは、「このゲームっていつ発売されるの?」「めちゃくちゃ面白い! これは期待大のゲームだ!」「完成版をプレイするのが待ち遠しい」と、製品化を待ちわびる声が相次いでいる。