任天堂が初となるiPhone向けゲーム「スーパーマリオラン」を12月16日(日本時間)からリリースを開始した。ゲームファンから大注目を浴びているが、一部からは課金仕様について理不尽な文句をつけられTwitterで物議を醸している。


「スーパーマリオラン」の課金の仕組み


「スーパーマリオラン」は走り続けるマリオをタップで操作、多彩なジャンプで障害物を乗り越え、コインを集めゴールを目指す。「片手であそぶ、新しいマリオ」をコンセプトに掲げている。

料金はステージ「1-4」までが無料で、以降は1,200円の課金が必要になっている。しかしそれ以上の課金は必要ない買い切りとなっていて、発売前からもこの情報は開示されていたのだが……。

買い切りについて理不尽な文句が


Twitter上ではこの課金要素に「課金しなきゃまともに遊べないとかクソゲーかよ」「途中から課金とか舐めてんのか」「うわーこの仕様は萎えるわー」と文句をいう人が続出。

しかし「マリオの新作が1,200円とか超安いんだが」「課金っていうか買い切りだろ、下手に課金要素つけるより全然良心的じゃねえか。これで叩かれるのは任天堂可哀想すぎるだろ」「マリオランを課金ゲームとか呼んでる人はそもそもゲームを買うって概念がないのかな」と文句に対しての反論も。


さらに「ガチャで何万も課金してるやつが1,200円一回で済むことを拒否するのがおかしい」「100円×100回はよくても、1,200円×1回は許せないという謎の思考回路を持つ人が多いな」「ガチャは3,000円払って10回まわして、10回も楽しめるもんね、はい、ガチャは神ゲーですね」といったソーシャルゲーム課金勢に対する皮肉もあがっている。

「スーパーマリオラン」では、マリオ以外にも、ルイージ、ピーチ、ヨッシー、キノピオ、キノピコといったキャラクターも使用でき、全6ワールド・24ステージというボリュームになっているが「悪質な課金ゲーならキャラ解放1人に付き300円、ワールド1つ開放につき300円はとるぞ」といった声も。

基本無料と宣伝しながら、結果的に何万円もの大金を使ってしまうゲームが多い中、しっかりとゲームにお金を払う意識を持たせて、決められたお金以上はとらない任天堂の姿勢には称賛の声も上がっている。