今や全国区の人気を誇っている博多ラーメン。特徴としては豚骨スープ、細麺、替え玉、そして麺の硬さを選べる、といったことが挙げられる。だが、その麺の硬さが「おかしいレベル」に到達しつつあると、現在Twitter上で話題になっている。

「粉落とし」よりも上のレベルが現れる!


博多ラーメンの麺の硬さは、上から「粉落とし」「ハリガネ」「バリカタ」「カタ」「普通」「やわ」「バリやわ」といったものがあるのが一般的。同じ表記でも店によって硬さがまちまちだったりするのだが、「バリカタ」(ゆで時間が20秒くらい)くらいから少し異質になり始めると言われていて、「ハリガネ」(10秒くらい)を頼む人はかなりの上級者、「粉落とし」(3秒くらい)にまでなると、頼む人っているの? という感じである。




しかし、ある店ではその「粉落とし」を超えた「生麺」というものがあるのだ。

「生麺」のある店『博多麺屋台 た組』


生麺を出している店の1つが、博多駅近くにある。実際に食した人の感想によると「“硬い”というより“茹でてない”という印象」「結局ハリガネあたりが美味しく食べれる限界説」とのことで、どうやらかなり上級レベルのようだ。

「生麺」表示は相当のインパクトがあったのか、「生麺www誰得なんやそれ」「ヤバ過ぎるwww」とツイートが拡散されているのだが、「『粉落とし』の上が『生』っていうのは福岡じゃ割と常識だと思うんだが」「え、逆に生麺の存在しらなかったやつ?」「そんな騒ぐこと?」と、博多人らしき人たちにとっては常識だったようす。

博多ラーメンでは「粉落とし」の上の表記でほかにも、「湯気通し」「湯通し1秒」「湯気通し0秒」といったものがあり、「生麺」とどちらがより硬いのかも気になるところ。なお、「湯気通し」には「小麦の香りが味わえて良い」と、一見ラーメンに対する感想には思えない声が上がったりしている。

気になる人は一度「粉落とし」の上のレベルに挑戦してみてはいかが? でも、お腹が壊れてもそれは自己責任で!

画像出典:Jorge Gonzalez / Hakata Ramen (from Flickr, CC BY 2.0)