「乗り換えできないって幼稚園児かな?」と笑っていた四国出身者が上京したところ、東京の路線の多さに衝撃を受けたことがTwitterでちょっとした話題になっている。



どうやら“電車の乗り換え”は、住んでいる地域によって「めんどくさいよね~」から「乗り換えって何ソレ?」まで、大きくイメージが異なるようだ。


関東の“電車の乗り換え”イメージ


東京にはJRの山手線、中央線、総武本線、京葉線、東海道本線、武蔵野線……、東京メトロの銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線……、他にも東京都交通局、東武鉄道、西武鉄道、東京モノレールなどさまざまな会社が電鉄を運営しており、その数は合計で50線以上はあると言われている。東京で最大レベルの規模の駅である東京駅には実に23ものホームがある。

そんなことから、関東、特に東京に住む人にとって、“電車の乗り換え”は「難易度クソ高いから嫌い」「ダンジョンゲームです」「スマホ無い時代に生まれたら私は駅の中で死んでいました」と感じるらしい。

四国の“電車の乗り換え”イメージ


一方、四国の路線図を見ると、ほぼ線同士が交わっている場所がなく一見乗り換えが必要ないようにも思える。路線図の姿はゲームの『桃鉄』こと『桃太郎電鉄』のようにシンプルだ。ちなみに、四国で最大レベルの規模の駅である高松駅には9つのホームがある。と、そこそこの規模に思えるが、四国で高松市と覇権を争う“大都市”松山市にある松山駅はホームが2つで、自動改札もない!

そのため四国に住む人々は、“電車の乗り換え”と聞いて「何? その概念」「乗り継ぎはしたことあるけど、乗り換えはしたことありません」「乗り換えミスると30分位待たないと行けないよね~、あれ? そういうことじゃなくて?」と、東京都民とは全く違う反応を示している。だから、上京した四国民は想像以上に乗り換えに悪戦苦闘ということのようだ。