自転車のライト、夜ちゃんと点灯させていますか? 分かっているようでついつい忘れがちだったりするもの。そこで、そんなあなたにぴったりの自転車ライトがあるという。
なんと、暗い所で走ると自動で点灯するのだ!! そんな便利なものがあったなんて……。

点灯・消灯を自動で行う自転車用ライト「インテリジェントセンサーLEDライトセット DLS141-BK」(ビーズ)。「明るさセンサー」と「振動センサー」を内蔵しており、あらかじめセットしておけば、いちいち点灯・消灯ボタンを押すことなく、切り替えをしてくれる。 なるほど、これならうっかり無灯で走ったり、明るい所で点けっぱなしということもなさそうだ。

実際に性能を確かめる。リアライト、フロントライトともに専用のホルダーが付属しており、それを使って自転車のハンドルやサドルに固定する。
とくにドライバーは要らず、手で固定ボルトを回して着脱できる。と、その前に電源である単4電池×2本(リアライト)、単4電池×3本(フロントライト)を入れるのをお忘れなく。

無事装着できたので早速走行開始。すると、早速ピカッと点灯した。これは優秀、頭いい。それにしてもLEDライトってけっこう明るいものだ。
しかも、フロントは白、リヤは赤で、バイクのライトの色みたいで格好いい。そして、自転車を停止させると、ちゃんとライトも停止してくれる。

心配は、スーパーに買い物とかで、付けっぱなしにしておいて、万が一盗難されないか。でも大丈夫。両方ともコンパクトでカバンや上着のポケットに入るので、取り外して一緒に持っていけばいい。また、発見したのだが、フロントライトのほうは外して手持ちにすれば、懐中電灯の役割も果たす。
たとえば、暗がりで自分の自転車の駐車場所を探すとき、鍵穴にキーを差し込むときなどに抜群に便利そうだ。

それと、リアライトだが、点灯、全点滅、ランダム点滅、4灯点滅、1灯点灯の5種類のモードのうち、ランダム点滅がおもしろい。まるでどこかの看板のネオンみたいにチカチカするのが自転車ライトとしてはちょっと奇抜。これ、ほかにも使い道がありそうだ。

ところで、こういう光ものって電池の寿命が気がかりだったりするものだが、省エネLEDならではというか、リアライトが点灯で約50時間、点滅で100時間、フロントライトが同約40時間、点滅同70時間とかなり長持ちなのが有難い。

ひごろから自転車によく乗る筆者としては、過去に無灯でしばしばお巡りさんに注意されたことがあるだけに、同製品の自動点灯機能はとても魅力的である。
みなさんも事故防止のために、しっかり点灯させないと……ですよ。 

自動に加えてコンパクトで手軽に取り付けられるのもうれしい「インテリジェントセンサーLEDライトセット」。これで、うっかりやさんも暗がりを安心して走れそうだ。
(羽石竜示)