歌手・タレントとして活躍中のマルシア。そんな彼女は今年1月に放送された「しくじり先生」3時間スペシャルにて、"ブチギレ"が原因で仕事が激減した過去を明かしている。


歌手としてデビューしたマルシア


マルシアはブラジル移民の日系三世としてブラジル・サンパウロで育った。
デビューのきっかけは1985年、ブラジルで開かれたTBSの『TBS歌謡選手権』で準優勝したこと。その4年後の89年に『ふりむけばヨコハマ』で歌手デビューすると、同楽曲は日本レコード大賞最優秀新人賞に輝いている。

デビュー当時、事務所はマルシアを“清楚な大和撫子”路線で売っていこうと考えていたらしい。
しかし、『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際、髪をアップスタイルにしてショートパンツ姿で登場し、明るいキャラ全開で喋り通した。
これが大きな反響を呼び、歌手業だけではなく、バラエティなどにも多く出演するようになったのだ。

2001年、「新春かくし芸大会」でブチギレ!


そして1994年には大鶴義丹と結婚(04年に離婚)。私生活も順調であったが、家庭を持ったこともあり、仕事自体は徐々に減っていったという。


そんな折の2001年、最初の「ブチギレ事件」を起こしてしまう。
『新春かくし芸大会』(フジテレビ系列)に出演したマルシアは、チームリーダーとして毎日猛練習を積んでいた。しかし、採点の結果は50点中44点。この結果にマルシアは満足せず、大激怒。ブチギレしたまま、スタジオを飛び出してしまったのだ。

しかし結果的にはこのブチギレによって、再びバラエティ番組からの出演オファーが殺到。
しかし、“キレキャラ”として求められることとなる。

「ロンハー」でもブチギレ、仕事は激減


そんなマルシアであったが、“キレキャラ”を求められることにはストレスを感じていたらしい。
そう行ったことも影響してか、デヴィ夫人やさとう珠緒相手に本気でキレてしまったこともあるという。

さらには『ロンドンハーツ』の「格付けランキング」に出演した際も、「男に手をあげそうな女」1位に選ばれてブチギレ。
こういった行動がスタッフからの評判を大きく落とす結果となり、仕事も激減。結果的に芸能界を1年半休業していたことも、「しくじり先生」では語られた。


そんなマルシアだが今ではすっかり精神的にも安定。精力的に芸能活動を展開している。


(せんじゅかける)